山神ゆたかについて知っていただくため、27年間の金融機関勤務を通して何を得て、現在明治大学公共政策大学院で何を学んでいるか等々をお伝えするため、ブログを始めます。

まずは何事にも関わってくる”人口”について。
私の生まれ育った神奈川県開成町は、昭和30年の町制施行以来60年以上にわたり人口が増え続けている。今後も暫くは増加見込みだが、早晩ピークを迎える。近隣市町村とのバランスや広域での人口動態の中でとらえる必要性などが重要な課題となろう。
世界、日本、足柄上郡の予測を確認した上で開成町の今後を見通してみたい。

<世界の人口>・国連の予測によれば、世界の人口は今後も増加し続ける。2055年頃100億人突破。アフリカでの増加に因るところ大。
・アジアは2055年頃にピーク。

<主要国の人口>
・アメリカは高出生率(2015年 1.84)や移民の影響等に緩やかながらも増加し続ける。
・イギリスも増加予測だが、今後EU離脱によるマイナスの影響出るか(両国ともグラフ上は2050年までだが、2100年まで増加の予測)

<アジアの人口>・インドとインドネシア以外は減少の予測。
・中国は約10年後にピーク。
・アジア諸国の高齢化率は軒並み急上昇するとの予測。
(2015年 中国 9.6%、韓国 13.1%、タイ 10.5%)

国連 世界人口予測2017改訂版はこちらから。

次回は日本の将来人口をこの国連予測と国立社会保障・人口問題研究所の推計から整理してみます。