この4月に高崎市にオープンした英語を学べる山村留学施設「くらぶち英語村」に行ってきました。一層のグローバル化の中で”英語”そのものと”英語教育”の重要性が高まると考えられること、自治体として少子高齢・人口減少社会の中で定住・交流人口増加のための”魅力づくり”に実にタイムリーな一手であると思われたことから、一度見ておきたい!と願っておりました。

まず、施設の概要ですが、高崎市ホームページに掲載された資料から引用させていただきますと、『子どもたちが親元を離れ、英語で共同生活を送る山村留学施設です。日常会話を全て英語で行うという山村留学は、全国でも初めての取り組みです。ネイティブスピーカーのスタッ
フの生きた英語に囲まれながら生活することで、英語力を身に付け、国際感覚豊かな子どもたちを育成しようというものです。休日は、倉渕地域の豊かな自然環境や文化を体験する活動を実施。自然体験などを通して生きる力を育むとともに、実践的な英語力を身に付けていきます』となります。
『全国の小中学生を対象とした留学コースは、1年〜数年間の「通年コース」、土日の「週末コース」、夏休みなどに行う「短期コース」の3種類。第1期生となる平成30年度の通年コースの子どもたちは、小学2年生から中学3年生までの22人です。1年単位で英語村での共同生活を送りながら倉渕小や倉渕中に通います。くらぶち英語村の開村により、留学する子どもたちや保護者と倉渕地域の人たちとの交流が進み、地域に新たな活気が生まれることが期待され
ます』とされております。(高崎市ホームページはこちらから)

まずは”山村留学”と銘打つからには、どの程度の山村なのかに興味がありました。倉渕地区は2006年に高崎市に編入された旧倉渕村、面積127㎢に人口4683人。山・川の自然に恵まれ、天然温泉もあり、雰囲気的には南足柄市の内山地区、足柄上郡山北町の平山地区と非常に似た感じでした(人口密度は山北町47人/㎢に対して、旧倉渕村は2006年時点で37人/㎢)。2011年にふたつの小学校が廃校・統合されたことからも、少子化が進んでいる地域であることが窺えます。

関越道 高崎ICもしくは前橋ICから約1時間、上信越自動車道 松井田妙義ICから約30分、JR高崎駅から約30㎞。私は高崎ICから国道・県道のルートで、道の駅などに立ち寄りつつ現地に向かいました。民家が点在する県道54号線を進むと、”Welcome英語村”ののぼりがいくつも掲げられ、歓迎ムードであることが感じられる中、無事到着。
敷地に入ると、小学校高学年と思しき少年から『こんにちわ!』と大きな声であいさつされ(さすがにいきなり”Hello!”ではなかったですが)、校庭にいた外国人スタッフからも声をかけられ、コミュニケーションに積極的な姿勢に、思いっきり印象が良くなりました。単純です。

運営を委託されているNPOの方々に了解を得た後、見学させていただきました。アポなしでしたので、屋外のみでしたが、窓越しに中の様子はよく見れました。

廃校利用と聞いていたので、旧校舎を改修したものと思い込んでおりましたが、施設は新築でした。建設費用は4億円。(写真の右手に見える)旧校舎は寮としての活用する計画だったようだが、改修費が嵩むため断念、今後活用法を検討するとのこと(いずれも日経新聞より)。
見学の感想等は明日以降ご報告させていただきます。