8/10(金)、今日の午後は、明日から始まる北西部親善野球大会(開成少年野球クラブ主催)の準備のお手伝いをしてきました。足柄上合同庁舎や開成南小、水辺公園、南足柄市総合公園などのグランド整備とライン引き、バックネット張りなどをクラブの監督・コーチ・保護者の方々と行いました。
この大会は実に40回目を数える歴史あるもの。これまで運営を支え続けてくださったクラブの皆様方に敬意を表します。今年は40チームほどが参加と非常に規模も大きく、県北西部の各地から参加してくださるチームの皆さんにとっては、”開成町で開催される定例行事”としてすっかり定着しているものと思われ、町民&OBとしては有難い限りです。

ところで、最初に行った合同庁舎グランド、久しぶりに足を踏み入れましたが、ちょっとショックを受けました。ファウルグランドはもとよりフェアグランド内、特に外野に雑草が生い茂り、町外から40チームものお客様をお迎えできる状態にはありませんでした。早速、草刈り機を家に取りに帰り、作業した訳ですが、状態からして野球以外のサッカーなどのスポーツでもほとんど使用されていないものと推測されました。
最も重要とされる災害時の活動拠点として機能の視点では、グランドの利用頻度はまったく関係のない話ではありますが、少年野球なら2面はとれる広いグランド、スポーツ施設として利用しないのはちょっともったいないと感じました。敷地内にあったテニスコートもプールも廃止され、建て替えられた庁舎以外は寂れた荒廃地の様相でもの悲しくなりました。

県とも連携して、郡として有効活用の術を考えるべきでしょう。町のニーズとしてではありますが、真っ先に思いつくのはテニスコートの再建。文命中学校の軟式テニス部は男女とも大所帯と喜ばしい状況である一方でコートは2面のみ、吉田島高校のコートを借用している状態。町体協でもテニスコートの需要が強く、町内に新設の要望ありと認識しており、格好の候補地であると思われます。運営は水辺公園の管理と一括して指定管理にて行うことも可能かと思います。

県としても既に何か計画があるのかも知れませんが、町としては、いずれにせよ県←→郡←→町の密なコミュニケーションの下、地域にとっての最適解を見出す働きかけが欲しいところです。