記録的な暑い夏もようやく終わろうとしております。世界的な異常気象を受け、”地球温暖化防止への取り組み”があらためて注目されていると感じます。個人、企業・団体、行政、国など各レベルでできること、やるべきことはたくさんあると思います。今更ながらではありますが、まずは個人レベルでできることから、”COOL CHOICE”に賛同登録しました。(詳しくはこちらの環境省HPから)
○COOL CHOICEとは、
地球温暖化対策のための国民運動です。2015年の「パリ協定」にて、世界共通の目標として2020年以降の世界の平均気温を2度未満にすることなどが打ち出され、日本は”2030年に向けて、温室効果ガスの排出量を26%削減する目標”を掲げております。

COOL CHOICEはこの目標を達成するために、省エネなど温暖化対策に資するあらゆる”賢い選択”をしていこうとい取り組みです。

○COOL CHOICEの具体的な取り組み事例としては、
”クールビズ”:世の中に相当定着した印象です。公式の場でもネクタイをしないことが失礼とは認識されなくなった感がありますし、公共スペースなどでの室温設定も、”冷やし過ぎ=もったいない”  との意識が少なくとも以前よりは強まっていると感じます。

”ウォームビズ”:季節的に次はこちらになります。9月も例年比暑いとの予報で、”秋がなく、いきなり冬になる”との予想すら聞こえてきましたが、いずれにせよ冬は必ずやってきます。室温20℃が目安とされております、温室効果ガス Co2の削減に向けてそれぞれができることを地道に取り組んでいくしかありません。

”クールシェア”:また、暑さの話に戻りますが、エアコンの使い方を見直し、涼を分かち合うのがクールシェア。今夏の酷暑でエアコンの使用は間違いなく例年より多く、7月の出荷高も前年比+11%増加であったと報じられております。暑い日の家の電気使用量の半分以上をエアコンが占めるとされ、”涼をシェアすることの効果”は家庭においても、公共施設においても大事と言えます。
クールシェアに賛同し、クールシェアスポットとして登録されている施設はこちらの”share map”で検索・表示されます。足柄上郡では松田町図書館、大井町図書館と中井中央公園、自然の涼として山北町洒水の滝が登録されております。秦野市は図書館や体育館以外に市内11か所のすべての公民館が登録されており、積極的なスタンスが窺い知れます。

開成町は現時点ではゼロです。新庁舎のZEB認定を、”地球温暖化防止に積極的に取り組む町”を標榜し、具体的な取り組みにつなげる好機ととらえるべきだと思います。クールシェアで庁舎や公民館に人が集まり、同世代間・多世代間・子どもたちの間で交流が活発化する! 図書館に人が集まり、くつろぎの空間ではのんびりリラックス、学習スペースでは自習や読書に没頭!といった仕組み・仕掛けが考えられます。尚、今回、知人からのご紹介とお勧めを頂戴し、かながわマイエコ10の宣言と地球温暖化防止活動推進員の申し込みもさせていただきました。