このブログでも以前ご紹介した横浜国大と南足柄市の包括連携協定に基づく今夏の具体的な取り組みについて(8/7「南足柄市/横浜国大 地域活性化に向けて連携」はこちらから)、南足柄市「協働のまちづくり通信3」にて活動報告がなされました。

詳細は後述させていただくとしまして、”市外”の”若者”の視点からの新たな発見、交流人口・関係人口増加、市民の参加者・当事者意識の向上などいくつも点で意義があるものと思われます。開成町も単独もしくは足柄上郡5町の連携にて試してみる価値は十分にありましょう。
”今夏の具体的な取り組み”とは、横浜国大の教員・学生約20名が8月8日から3日間、市内各所や企業・店舗を回り、情報を収集した上で、”起業”による課題解決や地域の活性化の提案をするもの。実際に出されたアイディアは以下の4つ。ほとんどの学生が”初めて”南足柄市を訪れたとのこと、先入観のない若人ならではの斬新な発想、との印象です。

1.ツリーハウス宿泊施設で宿泊観光客の増を(”山の南足柄”で知名度アップを図る)
2.まちおこしを題材に映画を制作(聖地巡礼の場所となることを期待。外国人監督を起用)
3.南足柄市の食材をBENTOにして海外の富裕層に販売(和食への強い関心あり。ひとつ1万円)
4.お坊さんcafeをオープンし、知名度を上げて観光客の増を(600年の歴史を誇る最乗寺のお坊さんに”ギャップ萌え”)

同行された教授の言葉に今回の実践活動の意義が集約されている気がします。『地域活性化のためには、既成概念をぶち壊すことも大切。それができるのは、 “よそ者 ”、“若者 ”、“ばか者 ”ではないか』

横浜国大は箱根町などとも包括連携協定を交わしております。今後の活動内容にも注目していきたいです。