少年消防クラブ交流会(全国大会。主催:消防庁。8月上旬、徳島県にて)が開催されたと、9/12付け神静民報他が報じておりました(交流会の詳細はこちらから)。

以前にも触れさせていただいた”少年消防クラブ”、地域をあげての防災意識の向上や、将来の消防団員や防災リーダーの人材育成などの点で非常に意義のある組織・取り組みだと思います。全国に約4500のクラブがあり、約41万人もの小中高生が参加しており(日本防火・防災協会のHPはこちらから)、近隣では湯河原町少年少女消防クラブが活発に活動されております(町HPはこちらから)。

開成町も多くの他の市町村と同様に消防団員が定員を割れて久しく、昨年度初めの時点で定員108名に対して団員数96名となっております。南海トラフ地震の発生確率が引き上げられたことは言うに及ばず、昨今の自然災害の増加を踏まえ、定員充足は喫緊の課題であります。

増員を図るアイディアを各方面でご検討いただいており、町内在勤者や学生、女性の参加促進、大規模災害団員制度の活用(OBらに大規模災害発生時のみ活動を要請するもの)、町内事業所職員の参加促進などが考えられると思います。そして、この少年少女消防クラブも即効性には劣りますが、中長期的な視野にたち、間違いなくそのひとつになることから、是非とも取り組んでみたいと考えております。