教育。英語でEducation。その語源を探ると、「EDUCATE」はラテン語の「EDUCATUS」。「E」は「外へ」を意味し、「DUCERE」は「導く。能力を導き出す、引き出す」という意味になります。

まちづくりにおいて教育、特に英語教育に注力したいとの考えを以下の通りまとめてみました。(私の広報紙”ヤマスポ”の次回号の原稿です)
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まちづくりとは、最終的にはひとづくりであると考えます。開成町は伝統的に教育に力を入れてきた町です。県内で最も小さく、観光や特産品で成り立つ町でも、企業城下町でもなく、ましてや天然資源が出る町でもない開成町は、正に“ひと”が町を支えることで発展を続けてきた町であると思います。私は、「教育の町かいせい」に相応しく、生涯学習を活発化させるとともに、「どこよりも英語教育が充実した町」を目指します。

なぜ、今、英語教育か?
時代がそれを求めているからです。背景としては、
①留外国人数は増加の一途であり、我が国の人口減少に伴う労働力不足と外国人労働者受け入れ拡大の方針により、今後さらなる増加が見込まれること、
②訪日外国人数も増加しており、平成30年に初めて3,000万人を突破、国は2030年に6,000万人の目標を掲げていること、
③あらゆる分野での“グローバル化”が進み、英語を公用語とする企業も増加していることなどが挙げられます。勿論、在留外国人も訪日外国人も英語を話す人ばかりではありませんが、世界の公用語である英語の重要性が日本においても増すことは確実だと思います。

国としても取り組みを強化する方向にあり、2020年には小学3年生からの必修化と小学5年生からの教科化が実施されます。また、未就学児や小学生のお子さんの保護者を対象にした調査によれば、習わせたい習い事のランキングで英語は常に上位にランクされております。

このような状況化、各自治体においても、教育、中でも英語教育への注力度合がその町の魅力の有無・優劣につながってくると考えられ、取り組みを積極化させる自治体も増えてくるものと予想します。「教育の町かいせい」においても遅れをとることなく、他を先導する意気込みで臨むべきであります。

母国語を話す外国人と直に接することが上達のカギであるとの持論にも基づき、具体的に取り組みたいこととしては以下の通りです。
すぐに着手したいものから、相応の長期間を要する中長期的な課題の順番で、
①外国人留学生の受け入れを支援し、公立学校や生涯学習講座での特別授業や自治会レベルでの交流行事の開催、
②外国語指導助手の増員、
③民間の英語検定受験料への補助、
④学童保育や放課後子ども教室への遊びも含めた導入、
⑤電子黒板などICTも活用したより質の高い授業の実施、
⑥主に中高生を対象とした“働く人セミナー”(机上の学習と実社会のギャップを埋めるための試みとして、様々な職で実際に働く人々にその仕事内容にとどまらず、苦労話や生き様についてプレゼンテーションしていただくもの)において、英語を使用した職業の紹介、
⑦英語漬けで生活する国内留学施設の誘致(群馬県高崎市のくらぶち英語村をモデルとします)などです。

月並な表現ではありますが、“グローバル人材の育成”を目指すと同時に、格差や貧困といった社会課題の視点も重視して取り組みたいと考えております。

『ゆたかにかえる。先見と行動』

以上