先週末、大学院講座”E-ガバメント”の講師・クラスメイトとともに韓国に2泊3日の視察旅行に行ってまいりました。目的は韓国の官民施設・業務におけるIT活用実例を学ぶため。

視察内容をお伝えします。他国の方が進んでいる事例や、韓国ならではで参考にならないことも含まれてます、ご容赦ください。私の視点は、わが町や近隣との連携において参考や応用できないか、にあります。

○バス
・ソウル市内は地下鉄も走ってますが、バス路線も充実。2004年、半官半民で多数の民営バスの運営権を取得、路線を引き直し。すべてのバスにGPSを搭載し、運行状況から混み具合までをリアルタイムで把握し、運行を効率化。市が赤字路線を補てんする補助金は減少、渋滞も緩和されたとのこと。
すべてのバス停に電光掲示板あり。次のバスの到着までの時間と混み具合が表示。混み具合は、乗り降りの際のICカードによって把握とのこと。利用者にとっては有難い情報の提供ですね。

○タクシー、自動車
・無料通話アプリ カカオトークが運営するカカオタクシーが急成長。GPS機能で居る場所に来てくれる便利なアプリ。今やソウル市内の80%のタクシーが連携しているとのこと。バスと地下鉄の充実もあるでしょうが、ソウル駅前でも客待ちのタクシーの列はありませんでした。
・女性やこどもでも安心して乗れるサービスも。車内のRFID(Radio Frequency Identification)タグにスマホをタッチすると、運転手や位置情報などがメール等で配信されるもの。市内のタクシーはタグの設置が義務化。

・日本でも同様ですが、オービス(自動速度違反取締装置)設置場所は事前に告知。交通事故を減らすためという目的に対して、スピードを落とさせる効果が得られれば良しとする考え方。スピード違反に限らず、日本の様な”ねずみ捕り”はないとのこと。

因みに、CCTV(監視カメラ。Closed-circuit Television)は治安維持・防犯のために増加中とのこと。こちらも設置を看板等で必ず告知。カメラ装置に付いているボタンを押すと役所等と会話できる仕組み。個人情報保護から賛否あるが、犯罪抑止力を評価する声の方が強いらしい。

続く。