「南足柄市、横浜国大と包括連携協定」と5/15付神静民報が報じております。記事によれば、目的は同市の課題解決と横浜国大の教育・研究機能の向上を図ること。具体的には地域活性化の取り組みへの参画、地域をフィールドとした教育活動の実施、まちづくりや都市整備など政策立案に対する協力など。8月に「実践地域と起業」をテーマにした講座を市内で開催予定。

同大は2月に箱根町とも同様の協定を締結、今回の南足柄市は県内自治体で8つめの締結となります。かなり積極的ですね。

前述の通り、教授陣の調査研究そして経験や若人のセンスを地域の課題解決や政策立案へ活かすこと主たる目的となるでしょうが、大学との連携には他にも多くの副次的効果が期待できると思います。

・調査研究以外での再訪(旅行、ゼミ合宿。住民との人脈形成による行事参加など)。ちょっと欲張って”第2の故郷化”の可能性。
・特に横浜国大の場合、教育関連での展開(教師志望の学生の研修の場として活用。次年度あたりは英語教育が格好の題材になりましょう)
・多数在籍する留学生も参加してくれれば、多国語による母国などへの情報発信を通じたインバウンド需要の掘り起こしと取り込み など。

今回の協定の今後に期待します!開成町はじめ足柄上郡でもこの動きに乗っからせていただくか、独自に取り組む意義は十分にあると思います。