朝霧高原にて茅刈り人養成講座に参加、”茅刈り人”に認定されました!
開成町の古民家”紋蔵”の茅葺き屋根葺き替えプロジェクトに絡み、現地の茅場財産区の方々との交流と、実際に使用する茅の購入を目的にした活動です。松田町や南足柄市、秦野市の方々も参加されており、開成町在住者は少数です。ご興味いただけれる方は是非ご一緒しましょう!(活動内容はこちら)
文化庁によって”ふるさと文化財の森”(制度の詳細はこちら)に設定された朝霧高原茅場にて茅を刈るためには、この”茅刈り人”の認定を受ける必要があり、本日は茅刈りの実習と講習会+検定試験を受けました。
富士河口湖町の茅職人 杉嵜さんによる実演を見様見真似でいざ実践。小学生の頃までは我が家の田んぼで鎌で稲刈りをした経験があったため、多少甘くみてましたが、鎌の形状や長さが異なる上、丈の長いススキを抱えながらの作業はなかなかの重労働、容易でなかったです。
コツを覚えたとしても、茅刈り人への期待値である一日あたり30~50束をこなすには” 相 当 な 体力 ”が必要であることを、やって初めて知りました。
講習会は朝霧高原の歴史から草原の多面的機能や保全方法、茅刈り技能、茅束の規格まで、眠気も吹っ飛ぶ幅広く深い内容。検定試験は無事全問正解、晴れて”人”になれました。あとはこの資格を活用して紋蔵に貢献するだけです。
来月は草原の火入れ作業、紋蔵の茅葺き屋根補修工事の一般公開が予定されてます。出来る範囲にはなりますが、協力していきたいと思います。