1月12日(土)、町内各地でどんど焼き(芝灯祓いの祭り・さいとばらいのまつり)がいっせいに行われました。

所属する中家村自治会では、ここ何年間か足柄大橋南側の酒匂川河川敷にて実施しておりますが、今年は橋脚補強の工事日程が未定であったため、直前まで使用可能か不明のままでした。不可の場合に備えて、代わりの候補地を選定するために他の自治会の実施状況を調べました。

金井島自治会は5ケ所、上延沢自治会は4ケ所など、道祖神の数や場所に合わせたものと思われますが、複数箇所で実施していること、神社の境内・公園内・河川敷・田んぼの中など様々であること、民家との距離が離れていない場所での実施も多数見受けられるなど各地区各様であることを知りました。

また、点火から消火までの時間が中家村が最短の2時間であるのに対して、5~6時間の自治会も少なくないことに驚きました。この狭い町内でも、各地区でこれまで継承してきた文化・風習に違いがあることを再認識した次第です。

<宮台自治会のやぐら>
<牛島自治会のやぐら>

結局、橋脚工事の開始前ということで例年通り河川敷での開催となりました。前週、開成水辺フォレストスプリングさんに大量の剪定枝を焚き木として頂戴し、会場まで運搬。同日、飛び火・延焼防止のため草刈りも実施。他の自治会でも同様だと思いますが、あらゆる自治会行事はボランティアの協力があって成り立ちます。ご協力に感謝します!

当日も、主催者である子ども会の保護者の皆さんを中心に準備・運営・片付けと一日仕事となりました。福寿会の皆さんがやぐらを作り、現役世代のボランティア組織“リンク中家村”のメンバーを中心にテントや机・椅子などを運搬、子ども会の皆さんが会場を設営、消防特設第二分団の団員のみなさんによる事前放水と見守りで安全を確保、とフル稼働でした。これだけ働いていただければ、焼いたお団子を食べれば、皆さん1年間無病息災間違いなしでしょう!自治会副会長の任期もあと2ケ月。とても充実した日々で多くの貴重な経験をさせていただきました。任期満了にあたり、次年度への申し送り事項を含め改革したいことが多数あります。“役員”の負担軽減のために行事の棚卸、現役世代の有志の参加促進と人材育成、公民館の利用促進による収入増加策、一般家庭にはない備品の会員向け貸出(パウチ、A3コピー、かき氷機、綿菓子機など)など。

この日の主催者である子ども会に関しては、地域住民との交流や地域での教育の重要性に鑑み、加入率の引き上げ、加入者の増加に今一度挑戦する意義があると思います。取りあえずは非常に分かり易い策ですが、保護者からの声も踏まえ、自治会一般会計から子ども会への助成金を増やし、加入者が納める会費の削減を提案します。これまで他の自治会内の団体との比較において、そもそも助成金額が少なかったと認識しております。保護者の負担の問題ではなく、“行事が楽しくなければ集まらない”との意見があるのも確かですが、まずはひとつずつ手を打っていければと思います。

<中家村自治会のやぐら>