3月8日(金) 朝7:30~8:00頃まで、”開成駅南側”交差点(和田河原開成大井線)にて、児童登校時の安全確保のための見守りを行いました。

これまで、自治会”みどりパトロール隊”の一員として、開成駅前の丁字路や、県道78号(御殿場大井線)にて活動をしましたが、それらと比較にならない児童数の多さに驚きました!

結論から申し上げると、”登下校の児童はじめ歩行者の安全確保のために、特に東西方向は、右折信号の設置が不可欠である”と感じました。日頃見守りをされてらっしゃる下島自治会の方々も同様の印象・お考えであると思われます。

その根拠としては、
(1)まず交通量が多いこと。
特に東西方向は主に通勤と思しき乗用車が渋滞まではいかないものの、この時間帯は途絶えることがありません。紫水大橋から来た車の開成駅方向への右折と南足柄市方面から来た車の栢山方向への右折は、それぞれ多くて数台ではありますが、反対車線の車が途絶えないため、結局赤信号になってからの右折がほとんどでした。右折車が横断歩道を通過するタイミングでは、横断歩道の信号はすでに“青”になっている場合もあり、危険極まりない状況でした。

(2)交差点まで走ってくる元気な子どもたちが多いこと。
朝からエネルギーあふれる子どもたちの多くは、見通しの良さもあり、青信号のうちに渡ろうと結構遠くから“走ってきます”。横断歩道を渡る前には一旦停止し、歩いて渡るものの、車の運転手の立場になると、“突如歩行者が現れる“ように感じるであろう状況も数多くありました。

また、紫水大橋の側道を利用して登校する児童も少なくなく、こちらも”車の運転手から見え難いところ・角度から子どもが突然現れる”ように感じられそうでした。

来週末、開成駅に急行列車が停車するようになれば、車による送迎など駅周辺の交通量は増加するに違いありません。渋滞を避けるために所謂裏道を走る車も増えると予想され、周辺の路地の危険性も増すものと懸念されます。駅の南北に位置するふたつの踏切はいずれも幅が広くはないため、運転手のイライラが募り、危険な運転につながる恐れも否定できません。

開成駅南側交差点への右折信号の設置は急務であります。加えて、さらにその先には、裏道の危険回避のための規制を含めた取組み、踏切の拡幅への働き方も必要になってくるものと考えます。

と同時に、急行停車の効果を最大限引き出すために、いわゆる”パーク&ライド“(車で駅まで来て、電車で通勤)の需要に積極的に応えるために駐車場の拡充も急務であると認識してます。

住民の利便性向上や、駅周辺の計画的整備といったまちづくりの視点や、地権者の投資資金や事業リスクの課題を緩和・克服するために、官民連携で進めることが最適と考えます。

『 ゆたかにかえる。先見と行動 』