6/24(日)、米国人留学生と一緒に、開成町「日曜議会」を傍聴しました。「日曜議会」は、町民に開かれた議会を目指し、多くの方に議会活動を知っていただくことを目的に、平成17年度に初開催されたもの。

良い制度ですし、町民の皆さんに是非活用いただきたいと思いますが、この日の午前中、現役世代と思しき傍聴者は5名だけ。関心の低さの表れと考えられますが、基礎自治体の議員選から国政選挙まで投票率は全国的に低下傾向にあり、主権者の関心の低下は危惧されるところです。

いずれにせよ、質問事項等は以下の通りでした。

○自転車利用環境への対策:
ヘルメット購入への助成金制度導入について質問されましたが、町は考えていないとの回答でした。幼児・児童のヘルメット着用は“努力義務”でありますが、命を守るためには着用した方がよいことは明らかですね。町で(一部)負担するかは財政的事情と優先度次第、今回はNoでした。

私が文命中学校に通学していた時代はヘルメット着用の規則があったことを懐かしく思い出しました(町から支給されたものと認識しておりますが、学費に含まれていた可能性もあり、記憶は曖昧です)。

当時との比較で最も大きく変わったのは、自転車が原則として歩道を通行してはいけなくなったこと。自転車運転による危険性は過去よりも増したものと考えられます。最終的には自己責任であることは変わりませんが、少なくとも注意喚起の啓発・啓蒙活動は必要だと思いました。

○運動施設の整備:
水辺公園サッカー場の南にテニスコート新設を希望、との声については、河川法(二級河川は県管理)の絡み、都市公園ではないこと等からとりあえず先送りのような感じでした。
テニスコートについては、二人の娘が文命中学校軟式テニス部でお世話になりましたので、部活動用ですら足りない状況は認識しております。

候補場所として県合同庁舎敷地内の空きスペース(過去に実際にテニスコートがあった場所)は可能性はないのでしょうか?県と町はお互いに連携して、“庁舎”もそうですが、保有資産の有効活用の視点でも、この課題解決のために取り組む意義があると思えます。昨日現地を見てきましたが、まだ工事中の様にも見えましたが、空きスペースは相当ありました。(現地地図はこちらから)

テニスコートの話から逸れますが、足柄大橋の真下と南北両サイドの駐車場化が検討に値すると思います。県管理に伴う問題はテニスコート同様に認識してますが、水辺公園管理棟の混雑状況、公園へのアクセスの良さ、サッカー場への距離などを勘案すれば、理解は得られそうに思います。且つ、毎年毎年お金をかけて、河川敷の雑草を生えては刈る、生えては刈るの繰り返しであり、車が土を固めてくれればそのエリアは草刈り不要となることも見逃せません。取りあえずは舗装もなく、土のままでコストもかけず、サイクリングコースとの横断への注意喚起だけは万全とする条件でいけないでしょうか(南足柄市大口の河川敷グランドとサイクリングコースと同じ位置関係になります)

・農業水路の維持管理について:
酒匂川流域の水田用水路の水が停滞・逆流する問題に関して、県管理につき対応が難しいとの回答でした。

これはあくまで、本件限定の個人的な考えですが、とりあえず私を含め協力いただける個人でできる範囲内ではありますが、作業しませんか?お困りの地権者であり耕作者は足を悪くされていることもありますし。

以前、南足柄市在住の方から「市が対応しないから、住民で道の整備(恐らく未舗装)と水路の整備を自分たちで勝手にやった。最初は文句ばかり言う人も、一旦自分でやるとその後も自分の物のように気になり、修復や清掃など活動が継続されることになった」との話を聞きました。

勿論、“本来のあるべき論“はありますが、本件についてはとりあえず時間とエネルギーに多少でも余裕のある中家村住民で、いかがでしょう?

※エンディングノートと英語教育についても感想等書かせていただきたいですが、一旦ここまでとさせていただきます。