先週6/28(木)19:00より、文命中学校PTAの恒例行事「地区交流会」に自治会3役として出席させていただきました。
○交流会にまつわる思い出
思い起こすこと8年前、PTA会長を仰せつかった際に、当時の校外生活指導委員長さん主導の下、まずタイトルを”育成交流会”に変え、出来るだけ多くの声を集めようと開催日を週末に変え、保護者全員に参加を呼びかけ、声を聴くだけでなく具体的な取り組みにつなげることを目標に掲げるなど自由にそして派手にやらせていただいたことを懐かしく思い出しました。
結果として、テーマを「地域の一員としての中学生~自治会活動への参加率を高めるための相互理解~」とし、保護者151名の参加を集め、多くの意見等を集め、公開、そして具体的に先進自治体で導入されていた”自治活動サポート証書”を全自治会へ普及させるお手伝いや、初の中学生対象の消火訓練実施などに結びつけました。
今回を含めその後もとの形に戻り、保護者の参加はなくなりましたが、役員を担われた方々の様々な考え方がありますので、それはそれでよいと思います。
○今回のテーマは「自転車」。保険加入義務化も。
さて、今回のテーマは「自転車でGO!!~見直そう、サイクルマナー~」、いろいろ意見等出て、ルール変更のポイントや危険性も再認識しました。
特に以下の2点。ひとつは、事故を起こし被害を与えてしまった場合の損害賠償請求額の大きさです。被害者が重体や死亡してしまった場合、5000万円~1億円が請求された事例が紹介されました。自動車の保険の相場等からすれば当たり前の水準ですが、自転車にも同様のリスクがあることを再認識する必要性を感じました。
相模原市ではこの7月から自転車保険の加入が義務化され、埼玉県は加入を努力義務とするなど、自治体も関与や対応を積極化させております。自治体の大小を問わず、リスクは同様であることから、小規模自治体でも対応が求められることになると考えられます。
もうひとつは、町内の交通事故発生場所の不思議です。平成27年の記録でしたが、多くの住民が道が狭い、見通しが悪い、交通量が多いなどの理由で”危険”と感じている場所での発生が意外に少ないか、ありませんでした。
一方、比較的道も広く、歩道が整備され、見通しも悪くない道が多い開成南小周辺で何故か事故が”多発”していました。これには参加者も”これ”といった答えを見出せないまま終わりましたが、言えることは”危険と感じるところは、自動車運転手も自転車走行者も歩行者も気を付ける”と言うことだろうと思います。故にそのまま道が狭く、見通しが悪いままでよいとの結論にはもちろん至りませんし、事故多発場所での原因究明と対策が求められる、ということは申すまでもありません。