先日、大学院講座「社会起業」にて、(一社)JASIAの村田淑恵 代表理事を外部講師にお招きしてお話を伺いました。震災への支援に対して恩返ししたいとの非常に強く熱い思いを語っていただき、あっと言う間の1時間半でした。
「ORI☆姫隊」は東日本大震災発生直後の2011年7月、被災地の女の子たちが集まり立ち上がったボランティアグループ(ホームページはこちらから)。アイドル関係にはまったく疎い私ですが、”復興”をテーマに活動されているグループは他にないとのことです。 国内では復興支援活動・チャリティイベント・防災減災、防犯活動・環境保全活動・福祉活動・農林水産業関連活動など幅広く活動を展開中。もうできることは何でも取り組んでいるとの印象でした。
海外でもベトナムや韓国、台湾、ネパールなどのイベントに参加するなど積極的に活動中。”たとえ1円でも支援してくださった方々には直接出向いて御礼、恩返しがしたい”と非常に熱い思いとそれを実践する行動力には敬意を表します。
活動資金は募金やファンクラブ会費にて賄いながらも、特に活動開始当初は相当のご負担があったようです。それでも村田さんを衝き動かし、背中を押したのは原発問題とのご説明でした。それを活動の前面に出していないことは村田さんなりのお考えがあってのことと理解しました。私も宮城県・福島県に10度ほどボランティアで足を運びましたが、このある意味一風変わった復興支援活動を遠くからではありますが、応援していきたいと思います。
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同講義には、大阪NPOセンターの事務局長さんも同席されました。日本最大のNPOセンター!であり、今後も東京に負けないよう頑張る!との意気込みでらっしゃいました。(ホームページはこちらから)
社会課題の解決につながるソーシャルビジネスの事業プランを応援・サポートすることを目的に2008年から毎年開催されている『ソーシャルビジネスプランコンペ』についてもご説明いただきました。大阪開催につき、”行きます”とは即答できませんでしたが、とても興味の湧くイベントです。
社会課題を事業として解決する社会起業。今後ますますその重要性が認識され、需要が強まる分野だと思います。ちなみにそのコンテスト、昨年のグランプリと準グランプリは以下のような事業でした。
グランプリ
障がい福祉サービス従業者向けeラーニング研修事業(障がい者介護施設の要介護者を支援する事業者向けにeラーニングシステムのコンテンツ制作・販売および人事教育コンサルティング事業を展開します。eラーニング用コンテンツの考案を行うほか、eラーニングを導入した事業者の利用状況をモニタリングし、状況に応じて事業所に勤務する従業員の教育方針についてコンサルティングを行います。)
準グランプリ
「孤育てママを地球からゼロへ」未就園児ママ向け60講座見放題チャンネルの設置(視聴者参加型のインターネットテレビで、1日3講座1ヶ月約60講座自宅にお届けし、場所問わずどこにいても子育てが楽しめる環境をつくります)