このたびの台風21号並びに北海道胆振東部地震により被災された方々とそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
————————————————————————-
過日8月31日に、当ブログ”英語村相次ぐ 1”にてお伝えいたしました東京都江東区の体験型英語学習施設”Tokyo Global Gateway(TGG)”が、9月6日オープンしたと各メディアが報じておりました。(”Tokyo Global Gateway”のホームページはこちらから。施設オープンに関するプレスリリースはこちらから。8月31日のブログはこちらから)<TGG ホームページより>

○施設の概要としては、
・目的は、小学生から高校生までを対象に、生きた英語を学び、話す体験を通じて、世界に目を向けてもらうこと。
・飛行機の機内や、ホテルのロビー、旅行代理店、ファストフード店など、旅行や生活の中で必要な英語を学べるリアルなセットを配置。
・8人のグループごとに外国人スタッフが付き、子どもたちにはミッションカードが配られ、英語だけで課題に挑戦する。
・平日は学校利用、土日祝日は一般利用を中心に営業。料金は半日2400円~。

○5万人が予約
テレビでの報道を見て驚いたのが、来年3月までにすでに5万人の予約が入っているとのこと!
オープン時点でこの人気ぶり、如何に需要が強いかが窺えます。この日も制服姿の中高生が目立っておりましたが、平日は優先利用できる都内の学校単位での利用が見込まれているようです。土日の一般向けプログラムも、小学生向け”英語で体験する5つの生活シーン”は12月まで予約で埋まってました。

ベネッセ教育総合研究所が中学1年生~高校3年生を対象に行った調査によれば、中学・高校生の約9割は「英語が話せたらかっこいい」、「自分が大人になるころの社会では英語が必要になっていると思う」と認識する生徒は8割を占めておりました。さらに未就学児や小学生のお子さんを含め、その保護者においても、”外国語、特に英語ができる方がいい”をお考えの方々が少なくないと思います。通わせたい習い事第1位にランクされていることがそう考えるひとつの根拠です(リクルート社のアンケート結果はこちらから)。

とは言え、様々な事情等により、習い事に通わせたいが通わすことができないご家庭もあると思います。必ずしもご紹介した”英語村”のような施設である必要はまったくありませんが、ここにこそ行政の出番があると思います。例えば学童保育への英語の遊び導入や、夏休み等における特別クラスなどいろいろなアイディアが出てくると思いますが、中長期的には、教わった子どもたちが将来教える側で帰ってきてくれるような好循環ができれば理想的です。

最期のコメントは前回と同じです。
「今後も、各種”英語村”は全国各地で増えるものと予想します。何故なら、小中高生やその保護者に相当強い需要が存在するからです」

教育、特に”英語教育に熱心なまちとの評価”による”まちの魅力創出”にも資することから、開成町においても是非取り組みたいです。