11月24日(土)、「かいせい 環境防災フェア」に参加しました。神奈川県地球温暖化防止活動推進員・ECOネットあしがらの会のメンバーとして会場設営並びに、「かながわエコ10トライ」や「COOL CHOICE」へのアンケート協力依頼など短時間でしたがやらせていただきました。

官民の様々なブースが並び、神奈川県環境科学センターの近時話題の“マイクロプラスティック”に関する展示資料や、神奈川県動物愛護センターの“犬猫の譲渡制度”に関する説明、民間企業の蓄電池の展示・説明などを見聞きして回りました。

そして開催前から必ず寄ろうと決めていた生ごみ処理器「キエーロ」の展示ブースに行きました。「キエーロ」は黒土の微生物の力だけで生ごみを分解する処理器。町では“ごみ減量化”に向けて、平成24年度に設置推進制度を設けました。大変遅ればせながらではありますが、私も購入、利用してみることとしました。
「キエーロ」の使い方等はいたって簡単。処理器に黒土がはいった状態で配送されてきますので、①穴を掘る、②生ごみを入れる、③水分を加えて混ぜる、④乾いた土をかぶせるだけです。
“ごみ減量化”が町としての目的になりますが、利用者にも水切りが不要なこと、堆肥として利用可能なこと(黒土の補給は必要)などメリットがあります。(詳しくはこちらの町ホームページをご参照ください)

価格も町の補助があるため、小売価格よりは安くなっております。3タイプありますが、小売価格15,500円~23,000円のものが黒土入りで3,000~5,000円です。
ごみ処理にどのくらいの経費がかかっているか?平成29年度、“もえるごみ”に関してだけでも、収集運搬委託費 約3,100万円、焼却する足柄西部清掃組合への負担金が約1億2,600万円。もえるごみのうち生ごみが4割を占めるとされるため、その削減の効果は小さくないと思います。

<平成29年度 開成町歳入歳出決算説明資料より>

 

町の限られた財源をより有効的に使用できるようにするために、正に微力ではありますが、貢献したいと思います。