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過日、東京都世田谷区の砧公園と府中市の府中の森公園を訪れました。”インクルーシブ公園・遊具“を見るためです。
東京都の「だれもが遊べる児童遊具広場」整備事業に伴い、砧公園は2020年3月に、府中の森公園は2021年10月にそれぞれリニューアルオープンしました。渋谷区や豊島区の都立公園や、立川市の国営昭和記念公園でも同様にインクルーシブ公園が整備されたようです。
“共生社会”の実現に向けて、障がいの有無や国籍などに関わらず、すべての子どもたちが一緒に遊べる遊具の導入や公園の整備は、国としても、基礎自治体としても進めるべきだと考えます。SDGsが国際的に浸透する中で、今回の東京都の動きを先駆けとして、今後は全国的に拡がっていくものと思います。
共生社会とは
なぜ共生社会が求められているか?私もまだまだ勉強や経験不足ですが、専門家の言葉もお借りし、現時点での私なりの理解を記させていただきます。
“共生社会”とは? “障がいの有無や性別、年齢、国籍、家庭事情や生活環境によらず、すべての人が分け隔てなく、安全に安心して暮らし、生き生きとした人生を送ることができる社会“と解釈します。
その実現のためには、“違いの中にこそ、その人らしさがあり、多様性を認め合う必要があり”、“差別や偏見、いじめ、隔離はあってはならない”と理解します。
なぜ“共生社会”を目指すのか?
では、なぜ“共生社会”を目指すのか、“共生社会”にならなければならないのか? 答えはひとつではないと思います。現時点の私なりの理解・考えでは以下のようになります。
“すべての人が生まれながらにして人権があり、そして、それぞれがその人らしく生きる権利と幸せに生きていくための権利があり、それらの権利を誰も侵すことはできないため”、そして、
“その尊厳をお互いに大切にし、お互いに助け合うことによって、すべての人がそれぞれの力を発揮することで、真に健全で活力のある社会が形成されるため”。
語彙力も乏しく、まだまだ浅はかな理解だと自覚してます。理念ではなく実践がより大事だとも思います。ただ、差別はダメだからダメではない、そもそも何故?をどうしても文字にしてみたくなりました。引き続き、見て、聞いて、体験して自分なりのものにしていきたいです。
なぜインクルーシブ遊具か?
なぜインクルーシブ遊具か?障がいがある子どももない子どもも等しく遊びたい!その願いをかなえ、喜びや達成感を感じ、成功体験を積み重ねることで、自己肯定感を体感する手段のひとつになり得るから、だと思います。
また、障がいがない子どもにとって、多様性を認め合う機会になり得るとも思います。大人になって同じ地域や社会で一緒に生きていけるようになるために、子どもの頃から同じところでともに生きた方がよく、子ども同士のつながる力を育むことへの期待もあろうかと思います。
次回、“遊び”や“遊具”の重要性について触れた後、恐らく簡単なものになりますが、視察報告をさせていただきます。
#聞きます #やります #やり遂げます
先見と行動山神 ゆたか
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