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いやぁ盛り上がりました! ハラハラドキドキ、楽しませてもらいました。最高の結果、あめでとうございます!

マスク着用が個人の判断となり、脱コロナ禍を感じられつつある中で、声出し応援が解禁。野球ファンのみならず、この3年間に鬱積したものを発散するには、格好のタイミングでの開催となり、試合を重ねるごとに応援のボルテージも上がっていった感じです。

WBC閉幕後も、どこのTVチャンネルも引き続き“WBCネタ”ばかり。熱狂冷めやらぬ状態です。試合内容や個人成績に関する報道は一巡した感があるも、裏話や海外での報道などまだネタは尽きていないようです。

私も野球をかじったことがあるひとりの野球オヤジとして、あれこれ語らせていただければと思います。あらかじめお伝えしますと、野球に興味のない方にはまったく面白くない話題だと思います、申し訳ありません。書いていて、野球ネタだとどんどん筆が進みます。他の難しい題材の半分の時間で2倍書ける、生産性は4倍です。

世界は広い

まずは、世界は広い!今大会を通じて、あらためて感じました。野球は一旦オリンピック種目から外れるなど、世界的なスポーツとは言い難いですが、いろいろな国の文化、野球スタイル、野球・スポーツを取り巻く環境の違いを知る機会ともなりました。

特に驚きだったのは、チェコ。ほぼすべての選手がアマチュア、監督からして精神科医?! 地理の先生、消防士、金融アナリスト・・・両立は容易でなさそうな職業の方が多い中であのレベル、ビックリしました。そのモチベーションは何でしょう?“野球が好き“以外は思いつきません。

大谷選手も『日本の優勝で韓国や台湾、中国でも野球を大好きになってもらえることを願っている』とコメントしていましたが、野球オヤジとしても、アジアの野球のレベルが一段と上がり、野球がオリンピック種目に定着するくらい、より多くの国に広まることを願います。(そのためには試合時間が長いこと、道具が高価なことなどが課題でしょう)

日本は確実にレベルアップした!

優勝したからいう訳ではありません。韓国戦とオーストラリア戦の結果にそう感じました。過去の国際大会での戦績はそれぞれ12勝9敗、4勝3敗と勝ったり負けたりでしたが、今回はいずれも大勝。

両国が弱くなったわけではなく日本が(国際試合に)強くなったと感じました。サッカーもレベルのより高いヨーロッパのリーグで活躍する選手が増えたことが、サムライブルーのレベルアップにつながったのと同様に、メジャーリーガーが増えた野球でも、プレッシャーに押しつぶされることなく、実力が発揮できるようになった結果だと思います。ダルビッシュ投手と大谷選手の活躍の効果のひとつ、パイオニア・野茂さん(本当は村上投手ですが)のお陰とも言えるでしょう。

印象に残ったシーンランキング by.野球おやじ

私、第1ステージから全試合見てしまいました。見れずにはおけませんでした。個人的に印象に残った場面は?

5位: 中国戦 山田選手のタイムリー

中国戦の8回裏、チャンスを潰しまくっていた重苦しい雰囲気の中での山田選手のレフト前タイムリー。スカッとしました!国際試合のこういった場面で打てるのが本当の実力、さすが“やま~だてつと!”

4位: 韓国戦 吉田選手のタイムリー

韓国戦、3点先制された直後の3回裏、ヌ―トバー選手、近藤選手のタイムリーに続いて、一気に逆転した吉田選手のセンター前クリーンヒット!さすが頼れる男。この試合も勝てるかも、と思った瞬間でした。

3位: 決勝戦 見事な継投

先発・今永投手が1本被弾も、攻めの姿勢を崩さなかったことが若手リリーフ陣にも伝播。戸郷投手、高橋宏斗投手、伊藤投手そして大勢投手が得点を許さなかったことが勝利につながった大きな要因だと思います。

サッカーはゴールを決めた人、野球も試合を決める一打を打った人が注目されます。仕方ないと分かりながらも、それまでに失点を防いだことをもっと評価すべきだと常々感じています(視聴率はとれませんが)。

中でも強化試合から決勝戦まで、唯一走者をひとりも出さなかった伊藤投手、内角にストレートを投げ込める強心臓、格好よかった!

2位:メキシコ戦 源田選手のスリーバンド

メキシコ戦 7回に同点に追いつくも、また2点引き離された直後の8回裏、無死1・2塁、源田選手のスリーバンド。しびれました。

そもそもあまり使わないとは言え、小指を骨折した状態で出続けるってどういうプロ意識・根性?!と思ってました(交代要員としてお声がかからず、寂しい思いをした内野手もいたでしょう・・・)。あの場面で決める、さすがプロ中のプロ。

1位:メキシコ戦 吉田選手のホ~ムラン⚾

メキシコ戦 0対3で迎えた7回、2死ランナーなしから近藤選手がヒット、大谷選手四球で迎えたチャンスに、吉田選手の技あり・値千金・劇的・同点3ラン。

この一打で息を吹き返しました。全7戦の中で最も価値のある一打!故に1位です。きれいな白い歯がいっそう白く見えました。

そもそもあの高さの球を、あの体勢で、あそこまで飛ばせること自体、信じられないです。173㎝と小柄ながら、ハンマー投げの室伏選手の指導も仰ぎながら、ベンチプレス120㎏を挙げるまで筋力増強!あのレベルに到達するには、それなりのことをしている、ということです。さすがです。

私の中でのMVPは当然吉田選手。韓国戦、チェコ戦はいずれも逆転打、メキシコ戦での劇的同点弾、価値ある一打を打てる4番、WBC新記録の13打点。文句なしです。

今回はこのあたりまでとさせていただきます。あと1回だけ、次回に続きます。よろしければお付き合いください。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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