5/10(水)、自治会長会議(正式には「行政連絡員会議・自治会長連絡協議会会議」)に初めて出席しました。今年度は計6回の開催が予定されているうち、2回目になります。全14自治会の会長さんがface-to-faceでリアル参加! 役場からは町長、副町長、事務局を務める企画政策課から2名が参加しました。
13:30から、休憩を挟んで2時間半。様々な情報の提供・説明、町からの依頼の後、活発な情報&意見交換がなされました。
今年度就任いただいた方と2期目以上の方が半々ですが、個性溢れる方々。司会の自治会長連絡協議会(=自治会長さんの会)の会長さんの見事なファシリテーションにより、和気あいあいとした雰囲気の中にも真剣な議論がなされる中身の濃い場でした。
具体的な内容としては、自治会活動保険、クリーンデー、あじさいまつりの案内所運営、自治体交付金、避難行動要支援者の登録など、多岐にわたり盛り沢山。
情報&意見交換においても、各自治会における携帯電話の保有・利用状況、自治会館におけるインターネット接続環境、研修会の希望内容、夏祭りの実施予定と内容など、こちらも広範囲にわたるものでした。
自治会加入率の低下傾向、役員の成り手不足、自治会内の各種団体メンバーの高齢化など課題は山積していますが、後ろ向きな発言はなく、皆さん、非常に前向きな姿勢で取り組んでいただいている印象を強く受けました。ありがたい限りで、町としても各自治会に寄り添いながら、全面的にサポートしていきたいです。
コロナ禍も経て、地縁による結びつきが一層薄れつつあるのが世の流れです。しかしながら、災害発生時に町民の皆さんが命を失わないために、地域での助け合いが重要であることはまったく変わっていません。自治会活動等を通じた日頃のお付き合いや絆が、いざというとき大事になってきます。
それでも、地域でのつながり・しがらみを息苦しく感じる方が増えているのも確かだと思います。個人的には“ゆるやかなつながり”をキーワードに、地域での人間関係がいい塩梅に築かれ、維持されていくのが将来のあるべき姿ではないかと考えています。
いずれにしましても、地域のためにご尽力いただいている自治会長の皆さんには、あらためて心より感謝いたします。町として、各自治会の声ができるだけ届きやすく、課題を共有し、ともにその解決を図っていくにはどのような体制が望ましいかを再検証してまいります。