平塚”パワーズ”と開成町 中家村自治会”たんぽぽ”、ネーミングは対照的?ですが、いずれも女性を中心に地域で防災活動を行うボランティア団体です。(パワーズさんは女性のみ)

長年、交流を続ける両団体の交流会が開催され、私も勉強がてらお邪魔しました。

パワーズさんは阪神淡路大震災が発生した平成7年、平塚市が女性のみを対象にした防災講座を開催後、地域での具体的な活動継続を望んだ参加者らによって発足。以後、行政との信頼関係が構築される中、市内全域を36名の会員でカバーし、防災活動に必要な知識・技術の向上など、様々な防災啓発活動を展開中。講師依頼やイベント参加に全国から声がかかる大盛況ぶり。(平塚市のホームページはこちら、パワーズさんのブログはこちらから)

中家村自治会たんぽぽさんも発足時にご指導いただき、以降も情報交換等々、深いお付き合いをいただいておるとのことでした。パワーズさん代表の菅野さん曰く『多くの団体とお付き合いはあるが、これほど親しく交流しているのはたんぽぽさんだけ。パワーズの関連行事にいつも参加してくださりとても有難い』とのことでした。
さて、交流会とは名ばかりで(笑)、さながら研修会の様そうでした。ロング手巻き寿司と災害時を想定した干し野菜・煮干し・昆布の汁でおもてなしもそこそこに、”災害時に役立つ灯りいろいろ”の展示と説明、”ビニール袋で雨合羽づくり”、”折り紙でコマづくり”などプログラム盛り沢山でした!皆さんが活動を”楽しんでいる”様子がとても印象的でした。終始笑いが絶えず、”防災”の”ボランティア活動”に対する一般的なイメージとは異なる”明るさ”がありました。正に”パワー”とその継続性の秘訣はそのにあるように感じました。

いずれにせよ、思いを同じくする民間の住民によるボランティア活動とその団体間の交流、素晴らしいの一言です。自治会そして個人的にもできる範囲ではありますが、サポートしていきたいと思います。