この4月に神奈川県大井町にオープンした”me-byo valley BiOTOP!A”(未病バレー「ビオトピア」 ホームページはこちらから)に大変遅ればせながら初めて行ってまいりました。
”BiOTOP!A”は、神奈川県西地域から未病改善を「集積」「創造」「発信」し、健康な社会の実現を目指す施設。(株)ブルックスホールディングスが運営主体となり、大井町との共同提案に基づいて神奈川県とともに推進中です。
東名高速道路の大井松田ICから近い旧第一生命ビルの跡地利用になります。雨の平日ということもあってか、来場者はまばらでした。まだ第一期のオープンで、2021年以降のフルオープンに向けて施設は順次拡充される計画とのことであり、将来的に来場者数の増加が期待されます。
ただ、集客のためには、東名IC付近の高速道路上の広告の充実を図るなど、東名利用者の取り込みが不可欠かと思います。非常に目立つ建物ではありますが、東名の走行車からはこのビルがBiOTOP!Aであることは分かりませんので、ひと工夫あれば認知度は格段にUPするでしょう。
この日は外国人に会いませんでした。国民・県民の未病の改善や健康寿命の伸長が最終目的であり、観光拠点との意図がないとすればインバウンドは無関係です。ただ、施設内は多言語での案内が充実していることから、観光振興の狙いもあろうかと思われ、ここでもご多分に漏れずインバウンドの取り込みの可否がカギを握ることになるでしょう。
館内では、まず体力測定や健康チェックができる”エクスプラザ”で全メニューを体験。反復横跳びなどメニューは豊富で、体力年齢が判定されるため、つい本気になってしまいました 笑。”声”から”元気度”を測定する技術は初めて知りました。家族や友人と過ごすには十分に楽しめる場所だと感じました。遠方より人来れば、是非案内したいと思います。
続いて、地元産を含む農産物や名産品を販売するマルシェへ。販売品の質量ともに充実しており、申し分ないです。お酒コーナーで開成町の瀬戸酒造さんのスペースが狭く、品数も少なかったことがちょっと残念でしたが。あと、店員さんがまったく商売っ気がないことに拍子抜け?しました。商いの仕方は様々でとやかく言う立場にもありませんが、ちょっと驚きました。
全部で79あるうちの約20の県西地域のウォーキングコースのチラシが置かれてました。開成町は4コースが設定されているうち、「のんびりコース(役場から南下、矢倉沢往還を経由して開成駅)」のチラシしか置かれておりませんでした。ひとつだけであれば、開成町の観光拠点である瀬戸屋敷・瀬戸酒造・紋蔵とあじさい農道を通る「ふるさとコース」を置いて欲しいです。もちろん複数可能であればより有難いところですが。
次回は屋外の施設・メニューも体験し、レストランで地元産の旬も味わいたいです。今後、スパが建設予定とされておりますが、滞在時間をより長くする効果や、温浴自体を目的に訪れる人も少なくないでしょうから、来場者増加への期待が高まります。
これを機に「マイME-BYOカルテ」のアプリをダウンロードし、利用を開始しました。日々の健康管理などにどの程度役立つか、試してみます。歩いて、商品に応募する「かながわトクトクウォーク」も、自治体毎の健康ポイントマイレージ事業に通じるところがあるため、体験してみます。