一昨日、小田原三田会に出席いたしました。三田会とは慶應の同窓会。卒業年度、地域、勤務先、職種、学部・学科・ゼミ・サークル、文化団体等々、多種多様な単位で組織され会員数36万人超。

毎年10月に開催される連合三田会(”卒業生の文化祭”と表現できると思います)には2万人近い方がご来場。卒業後も愛着や絆が強いことを象徴してます。お目当ては毎年変わるオリジナルグッズの方が多いです。卒業後10年、20年、30年の節目の年に実行委員会側でお手伝いするお約束で、私にも来年その役目が回ってまいります。

小田原三田会は例年通り、箱根湯本温泉”吉池旅館”にて開催。出席者は100名近かったでしょうか。実は初参加。野球部OBとしての活動で充足していたためか、最初の一歩が踏み出せませんでした。既知の方はも何人かおりましたが、初めてお目にかかる方でも、亡き父の知り合いの方や知り合いの知り合いが想定以上に多くおり、とても有意義な一時でした。日本人は、特に学校関連で、ひとつの共通点があると打ち解けやすいですね、とあらためて感じました。有難いことです。慶応高校の春甲子園出場決定を祝しつつ、恒例の”若き血”の大合唱で締めました。

福澤諭吉先生。ご存知の方も多いと思いますが、神奈川県県西地区にも縁がありました。現在の南足柄市に”福澤村”という村がありました(昭和30年合併により当時の南足柄町に)。この名前の由来は他ならぬ福沢先生。

”明治9年、東京三田の龍源寺から大島仁宗が天福寺に閉居したことから、親交のあった諭吉翁が南足柄市千津島の地をしばしば訪れた。諭吉翁から多大な影響を受けた近隣の人々は明治22年、新しい村を諭吉翁の徳を称えて”福澤村”と名付けた、とあります。

今後もこの縁と、先生の教えを大事に精進していきます。