昨日2/4(日)、開成町が提供する生涯学習のメニューのひとつ”あじさい講座”にて町の財政に関する勉強会を開催しました。

※あじさい講座とは(町ホームページより):住民の学習ニーズにお応えするため、町職員や町社会福祉協議会職員が講師として皆さま所へ出向き、町行政の説明、専門知識を生かした講話等を行う講座のことです。

昨年実施された議会報告会の終了後、自治会会員の一部から”財政について基本的なことを勉強したい”との要望が寄せられたことに対応したものです。自治会全体を対象とすべきかとも考えましたが、初めての試みであること、日程調整の容易さ、少人数の方が質問もし易い点などを考慮し、試験的に受講者9名の小規模開催としました。

町財務課の職員さんには休日出勤を強いることとなってしまい、心苦しかったです。さらに30ページにわたるスライドをこの日のためにご用意いただいたとのことで、恐縮至極でした。説明は丁寧で、内容も事前にお知らせした受講者の知識レベルに正に見合ったもので、大変ありがたかったです。

具体的な講義内容は、1.予算とは?、2.平成29年度予算の概要や近年の推移、3.自主財源・依存財源。町税の推移や割合、4.支出の目的別・性質別内訳。義務的経費、5.経常収支比率などの各種指標、6.借金の推移。健全化指標など盛り沢山でした。質疑応答も活発になされ、予定時間を大幅にオーバーしてしまいました。臨時財政対策債に関する話題に多くの時間が割かれ、一気にレベルの高い議論となりました!受講者の満足度は高く、次はごみの話を聞きたいと早くも次回に思いを馳せていました。

とても良い制度で、確かに別のテーマでも勉強したくなりました。ただ、職員さんの負担の重さが制度の持続可能性を危うくしかねない、との印象も受けました。場所や時間帯、開催曜日などでうまくバランスがとれる制度設計の工夫が必要なのかも知れません。

いずれにせよ、大変有意義な機会をいただきました。財務課の職員さんに感謝いたします。ありがとうございました。