3/23(金)、”地域資源を活かす あしがら地域活性化セミナー”(主催:あしがら観光協会)に出席しました。

”地域の宝探しと効果的な発信法(講師:水津陽子氏)”、”体験観光(講師:若林伸一氏)、”位置ゲーム活用の観光振興(講師:(株)モバイルファクトリー チーフ)の三本立て。内容びっしり、駆け足でした。
全体を通して、
・No.1でなくてもOnly Oneの重要性、”口コミ”とそれに重要な役割を果たす女子力と”Trip Advisor”の重要性を再認識。何でも数値化・ランキング化されてしまうことに違和感なくもないが、仕方なし。これで多くの旅行者の行先が決する時代。

・若林さん指導による神奈川県大井町の取り組みも踏まえ、県西地域の観光振興のカギは”日本最大のマーケットである東京都心から1時間程度のアクセス圏にあること”をいかに活かすか”に尽きる。

着地型観光などで遠方からの旅行客に複数日滞在してもらう試みもよいが、東京の企業・大学・高校をターゲットに観光+継続的な農業体験(栽培した農作物の社食利用など)、ボランティア活動、イベント参画、フィールドワークなどを通して関係人口を増やす仕掛けの方が当地域には有効と思われる。何故なら、アクセスの良さから気軽に来れる立地条件を活かし、特に若者にとっての”第二の故郷”と化せば、中長期的に交流人口が維持・拡大する好循環も想定し得るからである。