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気づけばもう師走、そして年の瀬。時の流れは本当に早いですね。大晦日の今日は、今年1年を振り返りながら、新しい1年・2022年寅年を迎える心の準備をしたいと思います。

メディアでも今年の10大ニュースといったヘッドラインで、今年起きた出来事を回顧する特集が多く組まれています。私自身も国内の3大ニュースをランク付けしてみます。

コロナ

1位コロナ長期化。何といっても、そして残念ながら、まずはコロナです。10月以降、緊急事態宣言等が解除され、正常化に向かいつつありましたが、ここにきても新種株オミクロンの確認により、2022年に向けて若干暗い影を落としています。

オリパラの無観客がとても残念でした。様々な事情があったにせよ、とにかくワクチンの開発や接種が他国比遅れたことが悔やまれます。てっきり、あれだけ遅かったことは、再延期か最悪中止の可能性があるものとみていました、結局開催されたことに中途半端さ=最終目的に対する対策の徹底や一貫性の乏しさを感じざるを得ませんでした。

スペイン風邪の歴史と教訓に学ぶとすれば、収束までに2~3年を要することは概ね想定されていました。当然ながら、早期の終息を切に願うものの、格別想定外のことが起きている訳でもありません。ウィズ・コロナ、新生活様式への移行を前向きにとられ、ピンチはチャンスの発想で乗り越えていきましょう!

例えば、東京一極集中が問題視され、国もあの手この手で対策を講じてきた中で、目に見える成果は上がらなかったものの、コロナで一部の人々、且つ一時期であったにせよ東京からの人口流出という変化が見られました。東京都小池知事が満員電車をなくすと宣言したものの、変化のなかった電車のすし詰め状態も、密回避のみならずリモートワークの普及などで明らかに緩和されました。いずれは変わっていたであろうことが、変化が一気に加速した事例は多いです。これからも働き方に代表される様々な生活様式の変化が加速するでしょう。

東京オリンピック、パラリンピック

2位はやはりオリンピック・パラリンピックです。オリンピックでは史上最多の58個のメダル獲得、特に若人の活躍が目立ちました!個人的には、野球や女子ソフトボールの優勝が嬉しかったですが、印象に残ったという意味では女子バスケットの準優勝でした。格上のチームを次々に撃破し、試合ごとに強くなる正に“波に乗った”展開、その結果として男女通じて初めてのメダル。お見事でした。

この波を引き起こした立役者。それは、明るいキャプテン高田選手、Ms.スリーポイント林選手もさることながら、やはりホーバス監督のリーダーシップとマネジメント力(このふたつは区別しなければなりませんが、とくかくすべて!)だと思います。就任当初からオリンピック6連覇中の“アメリカを倒す”高い目標を掲げ、それに向けて必要な戦術を根本からを練り直し、“スリーポイントを軸に走り勝つバスケ”を目指すことが、選手とも真に共有されたからこその結果だと思います。練習のハードさは世界一とされることは、ラグビーワールドカップでジャイアントキリングを演じたジョーンズ監督にも共通しています。

かなり厳しい叱責や、一方で、思いっきりのハグが○○ハラスメントと言われないのは、結果ではなく、選手との信頼関係がそれだけ強い証しでしょう。私にとって、理想のマネージャーと理想のチームでした。

岸田首相誕生

3位。安倍・菅政権から岸田さんにバトンタッチされたことも私にとっては大きなニュースでした。日本長期信用銀行の大先輩であるつながりから、極めて単純に嬉しかったです。他意はありません。

まずは医療、経済両面でのコロナ対策に全力を注いでいただき、それを乗り越えると同時に新生活様式やリバウンド効果の需要を上手く取り込みつつ、デジタル化等による生産性と収益性の向上や新たなビジネスチャンスによる経済復興に結びつけていただきたいと願ってます。

一方で、それらに伴う財政支出大幅増加に因る財政再建への道筋は一層厳しくない、少子高齢化の進行や格差の拡大など従前からの社会課題も深刻さが増しています。歴史的に非常に重要な局面の中で思い切りリーダーシップを発揮してください。

身近なニュース

地元のニュースをひとつだけ。自粛モードでなかなか明るい話題を見出しにくい中で、地元足柄地域では、4月の“はこね金太郎ラインの開通”(南足柄市矢倉沢⇔箱根町仙石原)は明るいニュースでした。

大型バスが通行できないなど、難点はありますが、箱根町・足柄地域間のアクセスの利便性が格段に改善したのは事実です。いずれの地域も人口が減少する中での交流促進や、道の駅”足柄・金太郎のふるさと”や開成町の”瀬戸屋敷・瀬戸酒造”などの観光スポットへの来訪者増加への期待が高まります。今後はソフト面での取り組みが活気づくことが求められましょう。個人的には観光看板“ようこそ開成町へ”の設置により、歓迎の意と観光振興への期待を表現しました。


2022年がコロナ化を乗り越え、どうか明るい1年となりますようお祈りします。

皆様、良いお年をお迎えください。


#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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