春の足音、我が家の梅もだいぶ咲いてきました。

ウクライナとロシア、2回目の交渉。ウクライナは爆撃停止を条件に。事態の好転を祈ります。


地球温暖化防止への動きが活発化しています。
・「プラスティック資源循環促進法」が4月に施行。
・国連の部会(IPCC)が“地球温暖化が与える影響に関する報告書”を公表。

そのリスクの大きさと現行の対応への批判を訴え、警鐘を鳴らしています。
・トヨタ社は今年半ばに初の量産電気自動車を発売予定(定額サブスクリクションのみ)。
・身近な話題としても、過日、神奈川県西2市8町の首長が「プラごみゼロ」の共同宣言。

今回は”プラごみ”について、現状をあらためて整理し、2市8町の計画などを見た上で、地球規模での課題をいかにして自分事にできるかを考えてみます。

なぜプラごみ削減か

今更ながら、なぜプラごみを削減しなければならないか?大きく2つですね、地球温暖化問題と海洋プラスティック問題。ここでは前者に焦点を当てますが、後者も生態系や漁業などにとって非常に重大な課題であることは変わりません。

日本は使い捨てプラスティックの廃棄量が世界4位、より一層真剣に取り組む責任がある国です。当然の流れでしょうが、アジア各国が廃プラスティックの輸入規制を強化していることもあり、喫緊の課題です。

なぜプラスティックが温暖化の一因か?

釈迦に説法ですが、「石油からできており、生成時と燃焼時にCo2が発生するから」ですね。Co2は温室効果ガスの代表格であり、地球温暖化を引き起こす一因です。その結果として異常気象の頻度と強度が増し、作物の不作や消滅、生物の絶滅が危険性が高まるとされています。

前述のIPCCの報告書では、“世界の33~36億人が異常気象や海面上昇などに対処できない状況にある”、“2100年までの見通しにおいて、熱帯では主要作物の栽培ができなくなる”、“デング熱のリスクが高まり、何十億人もの人々が危険にさらされる”と訴えています。さらに、様々な要因が重なる中で、内戦が増えるとまで指摘しています。

背景は理解しました

地球温暖化が人類にとって良くない!ゆえにプラごみを削減すべき!ということは、すでに皆さん十分ご理解されており、マイボトルの携帯など実際に行動に移されている方もおられると思います。レジ袋をもらっていない人の割合も7割を超えているようです。

しかしながら、自身の反省も込め、地球規模の課題であることからも、日常生活における取組の効果は所詮限定的であると、どこか自ら線を引いてしまっているようなところがあるのではないでしょうか。

“家庭からの温室効果ガスの排出量は少なく、結局は製造業など次第(※1)”であるとか、“結局は排出量の多い海外次第(※2)”などの思考に陥りがちではないでしょうか。

さらに、環境問題に取り組むには労力やコスト、そして行動を変える意思が必要になります。例えば、電気自動車も現在はガソリン車よりも高価ですし、連続して走行できる距離もガソリン車よりは短かったり、充電にはガソリン注入よりも長い時間を要するなどの不便を受け入れなければなりません。

開成町の庁舎が比較的高価なものになったことの一因は、環境への投資だと認識しておりますし(国の施策として補助金はありました)、町内の小規模水力発電設備の費用を発電と売電で回収すると仮定したら、200年かかるということも同様です。環境問題とはそういう側面があると思います。

※1:Co2排出量を部門別で見ると、産業34.7%、運輸18.6%、燃料に由来する廃棄物は2.8%(2019年)。
※2:Co2排出量は国別で見ると、中国28.2%、米国14.5%、日本は第5位 3.4%(2017年)。

今後の取り組み

共同宣言をした2市8町では、今後、小学校を会場にした環境教室や、住民向けの啓発のために共通のメッセージを発信するなどの計画があるようです。

環境問題への取り組み、具体的には2050年のカーボンニュートラルに向けた取り組みはいずれは加速すると思います。「プラスティック資源循環促進法」の施行により、小売業や飲食店での“変化”が及ぼす影響も大きいと予想します。

ただ、自然体ではなかなか進まない類のテーマだとも思います。やはり、効果が目に見えること、体感できることを通じて、それぞれが自分事になっていくものと考えます。そして、活動が活発化し、浸透することによって、世の中が真に変わっていくでしょう。

自分事になっていくための試みとして、例えば、”ごみの量が減り、自治体の負担額が減った分を住民に還元する仕組み”や、”リサイクルをより細分化し、資金化した分を住民に還元する仕組み”などはいかがでしょうか?

還元方法は、あくまで“環境問題”に関連した団体活動や自治会活動の資金源としたり、小中学校や自治会館の清掃用具などの備品購入に充てることを想定しています。町や地域としての意識の高まりも促すことができると思います。

正直なところ、まだちょっと縁遠い“地球環境問題”を、身近な自分事にするアイディアを寄せ合いましょう!

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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