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先日、タウンミーティング「開成駅周辺の今後を語ろう会」に参加しました。ハイブリッド方式で、開成駅東口のパレットガーデン自治会会館にリアルに15名ほど、ZOOMで数名が参加されました。

結果的には、1時間半の限られた時間の中で、参加者全員が少なくとも1回は意見を述べられる機会があり、ちょうどよい規模だったのかな、と思います。

開成駅周辺の開発

昭和54年に都市計画決定された道路「駅前通り線」が、昨年、いよいよ?ようやく?県から事業認可がおり、土地区画整理事業が本格的にスタートすることとなりました。現在は、地権者との個別の話し合いや、代替え地の選定、公共用地の買収などが進められていると承知しています。

総事業費は約40億円。国からの交付金が見込まれてはいるものの、金額的に新庁舎並みの大型事業です。金額だけが大事なわけではありませんが、少なくともこの規模の事業の場合、事前に町民のみなさんの声をもっともっと拾った方がいいと信じて疑いません。

議員さんや各種要職に就かれた方々だけではなく、まちの声、サイレントマジョリティの声を拾うことは極めて重要です。なぜなら、我が町のことであり、税金を納めているわけであり、未来を担ってもらう方々であるからです。もちろん、すべての声が反映されることはあり得ませんが、声を届けるプロセスを経て、他人事が自分事になり、町への愛着やプライドが醸成されると考えるからです。

パブリックコメントなどは強い思い入れや確たる信念のある極々一部の方しか意見を出すことがないことは歴史が証明しています。場合によっては、無作為抽出で、幅広い年齢層の男女に声をかけるくらいのことが必要だと思います。

ちなみに、官民連携の先行&成功事例として全国的に有名な岩手県紫波町の駅前再開発「オガール」プロジェクトでは、計画策定までの2年間に実に100回以上の住民との意見交換会が開催されたとのこと。町側の労力たるや、相当のものだったに相違ありませんが、これが理想です。

このミーティングの目的は?

さて、このタウンミーティングの目的は、私の理解では、“まずは、みなの意見を寄せてみよう!”ということです。権限もお金もない一般人の集まりです、小田急さん次第のような内容も多かったです。

とは言え、ブレインストーミングよろしく、とにかく思いついたことをどんどん口にし、意見を交わすことを通して、いろいろ見えてくるものがあります。

事前のアンケートを踏まえ

まず、昨年末からSNSや駅前での配布を通じて、“アンケート”を実施しました。

これらのアンケート結果を元に、参加者があらためて様々な意見を出し合い、あっという間の1時間半でした。意見の内容は割愛させていただきますが、一様に“参加者それぞれの視点や関心事が違うこと”を感想としてお持ちでした。

私は、まず、足柄地域の名実とも中心的な位置付けを明確にしつつ、広域での視点・発想を交えつつ構想を練っていく必要があると考えます。

まずは、地権者の意向がありますが、小田急さんや最大の利用者である富士フイルムさんにも参画いただきながら、未来の開成、未来の足柄のまちづくりを進めるべきです。

コンテンツとしては、中高生をイメージした学習スペースなど主に利便性を活かしたものや、保育施設など多世代交流を図る仕掛けは必須かと考えます。

まちづくりとしては、下北沢駅周辺の“下北線路街”に憧れを抱いています。利便性を備えつつ、のんびり、ゆったり、人々が行き交い、交流し、滞在するようなエリアができたら最高だなぁ、と夢見ています。

また、次回この続きがあると思います。お時間があればちょっと覗いてみてください。よろしくお願いいたします。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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