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ウクライナ、マリウポリの降伏拒否、ポーランドに一旦非難も戦うために戻る人たち。。。守るべきもののため、正義のためは理解しつつも、切ないです。
停戦交渉は進展せず、長期化の様相でしょうか。何のための戦争?平和を祈ります。
さて、最近の県内ニュースの中から、気になったものをピックアップしてみます。今回は大磯駅周辺の再整備事業について、来年度予算審議において、事業費が削除された修正案にて可決しました。
大磯駅周辺の再整備事業
神奈川新聞(3/17付)によれば、過日、大磯町議会での来年度予算審議において、原案から「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業(約1.2億円)」が削除された修正案で可決した、とのことです。開成町も総事業費約40億円の“駅前通り線周辺の都市計画事業”が進捗中であることから、非常に気になりました。
原案に反対した議員のひとりは『町民への周知、理解は得られてきたか? 大型事業の予算が毎年のように組まれている。新庁舎建設や公共施設の立て替えもある』として、駅前事業の再考を求めていました。
大磯町の財政力は?
まず、大磯町の財政を簡単にチェックしてみますと、財政力指数 0.87(県下24位)、経常収支比率 90.0(8位)、実質公債費比率 6.0%(22位)、将来負担比率 73.4(20位)。
県下での比較においては、“良い方”とはいえないものの、決して悪くない、といったところでしょう。特定目的 約17億円を含む積立金は約27億円あり、この駅前事業も平成29年度以降、計画的に進められてきた経緯も確認できます。財政的な課題が反対の主たる理由なのでしょうか、私には分かりません。はたまた政治的な意味合いのあるものなのでしょうか、正直なところ知りません。
アンケートを実施
ただ、平成29年に実施された町民並びに利用者アンケートを見ますと、必ずしも賛成ばかりではないことが見て取れます。アンケートは駅前での手渡しと無作為抽出による住民への郵送を合わせ、配布数 約1,500に対して、632人が回答。回答者の約6割が女性、約5割が60歳以上でした。
人口31,500人の町の住民全体の意向の縮図となっているか否かとの議論はさて置き、アンケートはとても大事なプロセスだと思います。ただ、例えば10歳代の回答は全体の5%にも満たず、将来を担う若者の声を拾う機会を別途設けた方がより良いと考えます。当然、開成町においても、まだアンケート等実施前の段階ではありますが、今後のこととして、まったく同じことが言えます。
アンケートにおいて、賛同しない意見として多いのが、
・大磯らしさを失って欲しくない。どこの町・どこの駅にでもある形は望まない。景観を大事にして欲しい。
・利便性ばかりを求める必要性を感じない
・無駄なお金は使って欲しくない。費用がかかり過ぎないことを望む。
一方、回答者からのコメントから、“安全であること”を重視し、望む声が非常に多い、との印象を受けました。
これらの声は、歴史や人口、地理的条件は違えど、特にそこに長く住んでいる方に、おおむね共通した思い出はないか?と推測します。気を付けるとすれば、回答者や意見を出した方の年齢層でしょうか。
できる限り、次世代を担う若い世代の声が届くようにすることが大事です。サイレントマジョリティと呼ばれる声なき声・物言わぬ多数派の声も拾う努力をし、住民全体の声の縮図を如何にして集め、把握するかに注力すべきでしょう。
行政にすれば、それは大変な作業に違いありませんが、そこにも住民に参画いただきながら、仕事をどんどんシェアしていく仕組みにすればよいと考えます。
#聞きます #やります #やり遂げます
先見と行動山神 ゆたか
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