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ウクライナ、停戦交渉に進展か?との報道。当分、終戦はないのでしょうが、とにかく武力衝突はやめ、双方とも無駄死にしないで欲しい。
BIGBOSS、奇策も当たらず、4連敗。厳しい船出となりました。あと139試合もあります、これからです!
人口が減少するのは悪いことなのか?
さて、先週、清川村小林村議が主催する月例オンライン・タウンミーティングに参加しました。その際、“自治体が引き続き人口増加を目指すことの是非”、“人口が減少してはいけないのか?”について参加者の意見が交わされました。
参加者は県内在住者以外に、岡山県や大阪府、東京の方もおられましたが、意外にも、人口増加自体が目的化することには否定的な意見の方が多かったです。
“住みたい人が住みたいところに住むのが自然”、“国全体で減っているのだから、結果的に各自治体において減っても仕方ない”、人口が減ることを踏まえ、まちづくりをすればよいだけの話”、“人口が減れば、ひとりあたりの行政サービスはむしろ充実する”、と言ったトーンが優勢でした。
国全体では2008年をピークに減少に転じ、今後も少なくとも当分の間は、引き続き“減少”することは間違いありません。ただ、見方を変えれば、1.2億人まで減れば、1980年代前半に戻り、1.1億人まで減れば、1970年代前半に戻るだけのこと、とも言えます。当時、食糧問題やエネルギー問題などにより、“日本は人口が多過ぎる”とされた事実も踏まえれば、むしろ健全な調整なのかもしれません。
人口減少問題の本質
問題の本質は、減ること自体ではなく、社会の制度やインフラが右肩上がりの時代の感覚のまま、人口増加を前提にしていたり、ピーク時に合わせてしまったことにあるでしょう。
もしくは、全体の人口ではなく、経済や社会保証制度を支える現役世代や、将来を担う子どもたちが減っていることこそが問題の核心であると言えるでしょう。
しかしながら、あくまで一例ですが、現実的に人口減少によって県会議員の選挙区が合区となってしまった身としては、地域の声が届きにくくなったとの危機感は強いです。(人口のみを基準にした仕組み自体に課題があるとも思いますが)
福祉の充実やインフラ老朽化の問題が顕在化する中で、それらを維持するだけでも財源・税収の確保は不可欠であるとの視点では、やはり人口は減らない方がよいと考えます。
住みよいまちであるために
皆さんはいかがお考えでしょうか?
“住みよいまち”であるためには、人口が増えても、過度に密であったり、自然が破壊されたり、渋滞・混雑等で不便となってはいけないでしょう。
一方、人口が減ることによって、むしろ“住み心地”が良くなることもあるでしょうが、お店や病院等がなくなったり、自治体の税収減少で行政サービスの質が低下するのも困った話です。
共通して言えるのは、財政は豊かであるにこしたことはない、ということだけだと思います。
まちづくりは自治体のリーダー次第のところもありますが、“どのようなまちだったら住み続けたいか?”といった未来像を住民の皆さんと意見交換しながら、ともにまちづくりを進め、形にしていくということがより大事だと思います。
#聞きます #やります #やり遂げます
先見と行動山神 ゆたか
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