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4/27、神奈川県唯一の村・清川村の小林村議が主催するタウンミーティングに参加しました。“公約通り”、必ず月に一度開催されていることがまずもって素晴らしいです。コロナ禍でオンラインでの参加が続いていましたが、4か月ぶりに現地を訪れ、リアルで参加させていただきました。

平日の午前中、果たしてどのような方々が参加されているのか?期待と不安を抱えながら向かいましたが、ご高齢の村民の方が数名と厚木市の県議さんが参加され、忌憚のない意見や要望が活発に飛び交う、非常に活気のあるものでした!

議員活動報告

まずは、村議会議員としての活動報告として、今年度の予算詳細、村役場の人事などについて丁寧な報告がありました。

清川村の人口は2,837人、面積は71㎢と開成町とは大きく異なります。宮ケ瀬ダムに絡む交付金が約9億円、村税の70%以上を占めるという財政面での特徴もあります。それでも、参考になるものはたくさんあります。

例えば、歳入歳出規模が約26億円のところ、神奈中バス路線を維持するために同社に年間751万円を支払い、総合計画のコンサルタント料580万円、図書館運営費850万円、教育関連支出3.2億円などは比較参照できます。

参加者で意見交換が活発になされたのが、温浴施設“別所の湯”の赤字、水道料金の値上げ、土砂災害への対応についての3点でした。

別所の湯

別所の湯は村直営の温浴施設、毎年赤字を計上しているようで、昨年度は▲2,700万円の赤字でした。(ホームページはこちら。)

参加者男性曰く『赤字の原因は燃料費の上昇以前に、沸かしたお湯を垂れ流し続けていること。源泉かけ流しではなく赤字の垂れ流し!』と怒り交じりにご指摘。小林村議は一般質問で、その位置付け等について採り上げたものの、その後変化は見られないとのこと。

私個人的には、事業の目的によるものの、自治体も基本的には経営体であり、金銭・収支・経営感覚は不可欠であると考えています。ただ、このケースでは、村は住民サービスの一環として捉えているものと推測されることから、まずはその捉え方の是非と、是の場合の適正な収支水準や指定管理など考えられる手法などについて議論していくべきかなと思いました。(当事者ではないので、発言はいっさいいたしませんでした。)

開成町の場合は直営で収支が問題となっているような事業はないと思いますが、土地開発公社などは同様の事態に陥るリスクはあり、公有地の位置付けも似た議論があり得ましょう。

水道料金の値上げ

いきなり余談ですが、水道料金が最も安い都道府県はどこかご存知でしょうか?実は神奈川県です、平成31年4月のデータで2,142円/月!県西地域はその水源のひとつとなっており、酒匂川などから都市部に美味しいお水を供給しています!

清川村の水道料金はその神奈川県の中でも安い方とのことですが、今般、向こう3年間で約40%値上げされることが決まりました。最初“4%”の聞き間違えかと思いましたが、確かに40%でした。

水道会計は黒字で、借金もない健全運営がなされているものの、将来的な施設更新の財源を確保することが主たる理由とのことでした。施設利用率が50%程度と低く、敷設したが半分は使われていないことも課題のひとつとも言えそうでした。

会議後に伺ったところでは、これまで長きにわたり料金が据え置かれたことが、大幅値上げを余儀なくされた一因とのことでした。これまで少しずつでも引き上げてくれば、ここまで急激なものにはならなかった、と言えそうです。

上下水道の施設をはじめ、インフラの老朽化はほぼすべての自治体がかかえる重大な課題です。水道事業は一般会計から独立して運営されており、その更新費用を賄う財源を確保するために、値上げという手段が用いられる可能性は極めて高いと思います。

自治体としても、住民にある程度の覚悟をしていただくことを丁寧に説明していく必要があります。生活が困窮されている方には救済策が講じられてしかるべきであることは言うまでもありません。

土砂災害への備え、対応

詳細は割愛させていただきますが、山地が国土の75%を占める我が国において、土砂災害のリスクに晒されている地域は清川村以外にもたくさんあります。今回参加された方々は土砂災害特別警戒区域(イエローゾーン、レッドゾーン)に関しても非常に詳しく、意識の高さが窺われました。

開成町の災害リスクは、水害、地震、噴火。それぞれに“死なないための取り組み”が不可欠です。噴火に関しては、あらためて認識されたリスクであり、速やかに啓蒙活動に着手する必要があります。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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