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東洋大学大学院公民連携専攻の講座にて、埼玉県川島町を訪問しました。小中学校や各種公共施設、公園など町内各所を視察し、同町が取り組む“行政系区域の整備計画”について意見交換等を行いました。

地域再生支援プロジェクト

東洋大学大学院公民連携専攻では「地域再生支援プロジェクト」を起ち上げ、特定の地方自治体と連携して、具体的な公民連携(PPP)プロジェクトの基本構想の策定などを通じて、実践教育を行っています。

具体的には、 “オガール”で有名な岩手県紫波町のまちづくり、埼玉県宮代町の図書館への指定管理者導入の可能性調査やまちづくり、神奈川県三浦市の市有地の総合的な利活用方法に関する調査など、現在も継続中のものを含め、15のプロジェクトで実績を誇ります。(詳しくは、こちらの東洋大ホームページをご参照ください)

川島町について

川島町は埼玉県の中部に位置する人口約1.9万人、面積約42㎢の町。荒川、入間川、越辺川そして市野川の4つの川に囲まれ、標高差が約15mと平らです。

圏央道川島ICがあり、物流拠点や工場誘致が進み、大型商業施設が進出しているものの、鉄道駅がない町です。

町の半分が稲作を中心とした耕地です。果物では、イチゴといちじくの栽培が盛んです。

観光&町民憩いのスポットは、国内最長の”バラの小径”を有する”平成の森公園”。越辺川は白鳥の飛来地としても有名です。

東洋大院への期待は?

今回はいくつかのご縁もあり、川島町を訪れ、各所を視察。大学側の参加者は教授2名、バングラディッシュなどからの留学生3名を含む学生10名。町からは、政策推進課の課長はじめ3名にご対応いただきました。

また、同町が地域活性化を目的とする”包括連携協定”を締結している凸版印刷(株)からも、同町出身のご担当者が参加されました。既に、いちじくジャムなどの”KJブランド品”などの開発やマーケティングを実施中ですが、”同町出身者”が直接携わっていることは”町への愛情、思い”も付加され、協定の効果がより大きくなるものと期待されます。

同町における地域再生支援プロジェクトのテーマは、小中一貫教育や、人口減少も踏まえた公共施設の再整備計画などです。

これまでにも他大学や町内に拠点のある企業、町民らと話し合いを重ねています。その中で、東洋大学には何が期待されているのだろう?と感じ、前回のオンライン授業で町担当者に問いました。“現実的な着地に向けたお手伝いをして欲しい”との答えでした。

経験豊富な教授陣にも先導いただき、学びつつ、貢献できれば幸いです。

次回、意見交換の詳細等についてお伝えします。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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