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前回に引き続き“公園”の話題です。

”聞きます”

東洋大院にて国交省のお役人からお話を頂戴した翌日、町内あいさつ回りの最中に、町内の幼稚園にお子さんが通うお母様から“公園”を含め、子どもの遊び場・居場所についてご意見をいただくことができました。

さらに、『翌日、“ママ友”数人が集まる予定』とのこと、ずうずうしくも、いつも利用されているという町外の公園にお邪魔しました。子どもたちが遊具で遊んだり、昼食をとられる間、数名のお母様からお話を伺いました。

キャッチフレーズ“聞きます”、“やります”、“やり遂げます”の正に“聞きます”の実践です!

町内の公園・施設はほとんど利用していない

曰く、いくつか理由はあるものの、子どもたちを遊ばせたり、ママ友らと集う際に、『町外の公園や施設を利用している。開成町の公園や施設は最初は使っていたが、今はほとんど利用していない』との意外かつショッキングな内容でした。

主な理由は、開成町の公園や施設は、
①駐車場がないか、あっても少ない、
②施設は予約制であったり、走ったり、騒いだりできるものではない等々、使い勝手が(近隣市町にくらべて)よくない、ということでした。

他にも、プールや図書館等々、幅広く“子育て環境”に関するご意見を頂戴しました。

とても貴重な機会となったことは言うまでもありませんが、”ほとんど町外で遊んでいるという事実”は驚きでした。

駐車場

さて、開成町には大小約40の公園がありますが、確かに駐車場を有する公園は少ないです。そもそもスペースがない公園は致し方なく、公園ごとにそれぞれの経緯と位置付けがあることも承知しています。

過去の議会答弁などを踏まえると、“徒歩圏にお住いの方々の利用を想定している”ということが主な理由とされます。

しかしながら、狭く平らな町とは言え、県西地域に共通して車が主たる移動手段となっている現実があります。

次回以降で、開成町の全公園のデータを整備する予定ですが、スペース的に可能な公園の中で選別して、駐車場の確保・増加を図るべきと考えます。近隣住民との調整も必要でしょうし、目的外使用への対策も必要かと思いますが、いずれにせよ、“ほとんど町外に行っている事実”は看過できません。

使い勝手の課題

現行の手続きや運営方法は、これまでの利用者の声や行政側の事情等から決めら、適宜の見直しを経て今に至ると考えられます。それは当然正当なものであるはずですが、使い勝手がよろしくないとの理由から町外の施設を利用されている方が少なからずいるという事実から、今一度検証してみる必要があろうかと思います。

もしくは、民間の活用を含めて、利用可能な施設を増やし、ユーザーの年齢層や目的、志向によって使い分けてもらう仕組みも模索する必要もあるかもしれません。

次回以降、開成町の公園をカテゴリー別で整理してみます。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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