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新型コロナウイルスの感染が一気に拡大。重症化率が第6波までと比べて著しく低いものの、感染者数の絶対的な多さに、発熱外来が急増、都道府県・地域によって差はあるものの、一般診療を含めた医療体制のひっ迫が報じられています。

それでも、多くの行事が中止・延期を余儀なくされている一方で、予定通りもしくは縮小して開催されているお祭りや各種イベントもあります。公的な行動制限はなく、感染症法上の位置付けの見直しの議論も進むなど、真の意味で経済との両立を図る“ウイズコロナ“のあるべき姿を、国も個人も模索中、との印象です。

歴史に学べるとすれば、過去の新型インフルエンザ感染症で最大だったスペインかぜは約3年間で終息したとされ(日本では1918/8~1921/7)、アジアかぜ(1957~1958年)や香港かぜ(1968~1969年)は1年内外だったことも踏まえれば、3年目の今年、収まって欲しいと願います。

こういった希望的観測が対策が後手に回ってしまう要因なのかもしれません。また、地球温暖化や生態系の破壊といった地球環境の変化から、もはや過去から学ぶことはできないのかも知れません。

さて、そんな環境下、引き続きコロナに振り回され続ける日々ではありますが、様々な活動を継続させていただいております。

防災研修

7月27日(水)、神奈川県総合防災センター@厚木市を訪れました。(ホームページはこちらから
中家村自治会の女性を中心に構成される「防災について勉強する会 たんぽぽ」さんの活動の一環です。

たんぽぽさんは結成11年目、女性目線で防災減災対策や非常食などの考案など、積極的に活動される団体。同様の活動をされる先輩団体である平塚市の“パワーズ”さんとの交流も重ねるなど、活動は広域にわたります。自治会から多少の補助では出ているものの、基本的にはボランティア活動、頭が下がります。

地震体験コーナーでは、東日本大震災や神奈川県で想定される大正型関東地震・相模トラフ地震などタイプは異なるも、いずれも“震度7”の揺れを体験絶対に立っていられないことを体感。家具などはすべて倒れてきそうな具体的な想像イメージが湧いてきました

他にも“風速30m/h”や“煙の中の避難“も体験(訓練?)。想定される避難所や備蓄品、非常食などの展示も充実。神奈川県の自然災害の歴史もあらためて勉強してきました!

最後に、防災シアターにて”豪雨による土砂災害を想定した仮想ストーリー“の映像を見ました。結果的に独居の高齢女性が逃げ遅れて亡くなってしまうストーリーなのですが、”娘が訪れた時や、避難を呼びかけてくれたあの時に行動していれば・・・“というメッセージを強く発しています。文字や口頭ではない、映像による訴えはインパクトが強く、心に響き、脳裏に残りました。

過去に、ほぼ同様の施設である横浜市民防災センター(横浜市神奈川区)や静岡県地震防災センター(静岡市葵区)も訪れましたが、施設の充実度や何より近いことから、神奈川県民にはお勧めです。

施設前のグランドでは“第54回神奈川県消防操法大会”が開催されていました。約30年前、開成町出初式における操法披露にて、1番員として出場し、息が切れかけたあの時を思い出しました。

たんぽぽの皆さん、お声かけいただき、ありがとうございました。復習を含め、とてもよい学びとなりました。コロナに目がいきがちですが、地震や水害、そして噴火など自然災害への備えを怠ることはできません。できる範囲内ですが、今後とも活動をサポートしていきます。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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