9月20日、今年の基準地価(※)が発表されました。全国平均(全用途)は3年ぶりの上昇、住宅地は実に31年ぶりの上昇となりました。30年間下がり続けてきたわけなので、喜んでいいのか微妙ですが、明るい話題と前向きに捉えたいと思います。

※基準地価:不動産鑑定士の評価をもとに取りまとめた毎年7月1日時点の1㎡あたりの地価。用途別に住宅地、商業地、工業地に分類。全国21,444地点。

湘南エリアが人気

神奈川県の住宅地は3年ぶりの上昇。中でも、茅ヶ崎市が県内トップの+2.5%、藤沢市も+2.0%と湘南エリアの人気が顕著でした。報道によれば、“コロナ下で在宅勤務が浸透し、ライフスタイルも多様化した”、“交通の利便性に加え、部屋の広さといった住空間の価値を重視する傾向が強まった”と分析しています。

東京は?

東京都は住宅地+1.5%、商業地+2.0%といずれも上昇。前述の湘南人気が示唆する通り、コロナ禍で東京一極集中に変化が生じ、リモートワークの増加でオフィス需要にも陰りが見えるか?とも言われていましたが、現実的には需要の底固さが窺われる結果となりました。

人口も、昨年6月から今年3月までは流出超が続いていましたが、4月以降は流入超となり、総人口は7月に1年前の水準を回復しました。東京の人口流出入の推移は、極端に言えば、日本全体の今後を示唆することから、引き続き中止していきます。

神奈川県西は依然厳しい・・・

全国平均や特に4大都市圏で見れば、明るい兆しが見られたものの、4大都市圏以外の平均(全用途)は▲0.2%と昨年の▲0.6%からは縮小はしましたが、マイナスでした。都道府県別の住宅地を見ても、32府県がマイナスと都市圏が人気である構図は変わっていません。

神奈川県内に置き換えても残念ながら同様です。住宅地は、我らが足柄上郡を含む秦野市と平塚市より西側がマイナスです。横須賀市と三浦市もマイナス幅は縮小したものの、下落しました。

東京圏の基準地価(2022年)※国交省HPより

ただ、下を向いてばかりもいられません。潜在的な期待は持てます。なぜなら、湘南エリアの人気が示唆する通り、人々の生き方が確実に変わってきているからです。

フルリモートの職に就いている方は少数で、現役世代にとって交通の利便性は依然として重要であると認識していますが、東京まで1~2時間で行ける立地(新幹線利用ならさらに短縮)で、地価は横浜・川崎の少なくとも半分以下、東京都心の少なくとも1/3以下である環境に魅力を覚えていただける方々は一定数おられると考えるからです。

海・山・川の自然環境に恵まれていること、何より混んでおらず、時の流れが緩やか。

通勤にしても、始発に近いこともあり、座れます。

魅力を届けられるよう、今後も頑張ります!

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先見と行動

山神 ゆたか

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