プロ野球日本シリーズ、熱戦が繰り広げられてますね。昨年と同カード、昨年もすべて2点差以内も珍しいですが、正に実力伯仲ということでしょう。

大学まで野球を続けた身として言うのも変ですが、長いですね、試合時間が。野球というスポーツの持続可能性を高めるためには、7回とかでもいいのかも・・・。

さて、10月7日(金)、オンラインセミナー「生産性とは何か~データから読み解く生産性」(主催:公益財団法人日本生産性本部)を視聴しました。

主催者の主旨としては、”人口減少期にあるわが国において、産業・企業の存続のためには生産性向上が欠かせない。「生産性」の概念や「賃金」「顧客満足度」「人材育成」との関係性などを通じて「生産性」への理解を深めるシンポジウム“です。

その改善のヒントになりそうな“なるほど!”と思える調査結果も披露され、有意義でした。また、”生産性”と言うと、民間企業に限った話と思われがちですが、公務員の世界においても同様だと思います。

自治体は利益追求を目的としないものの、”最少の経費で最大の効果をあげる必要がある(地方自治法第2条第14項)”とされており、考え方として共通する部分はあると認識しています。

今回は基本編のような位置付けで、次回は「バリアフリー社会の実現に向けて~障がいを価値に変えるバリアバリューの考え方」をテーマとするなど、応用編が続くようです。是非視聴してみたいです。

日本の生産性は低い

さて、まずは結論を先にお伝えします。日本の生産性は諸外国比、低いです。2020年のデータで見ますと、
1時間あたりの労働生産性は49.5ドル(5,086円)。OECD加盟38か国中23位
1位のアイルランドの約40%、7位の米国の80.5ドルの約60%という水準です。
労働時間の短縮などで前年比1.1%改善しましたが、それでも順位は1970年以降で最低です。

一人あたりの労働生産性でみると、78,655ドル。OECD加盟38か国中28位。こちらも1970年以降で最低の順位です。
※日本生産性本部「労働生産性の国際比較」はこちらから
※日本生産性本部「日本の労働生産性の動向」はこちらから

生産性とは?

生産性とは?簡単に言うと、”産出/投入=成果(付加価値、売上高、顧客満足度/経営資源(人、モノ、お金、情報、土地など)”となります。

なぜ、今、生産性が注目されているかと言えば、釈迦に説法ですが、人口減少、特に生産年齢人口(15~64歳)の減少が見込まれているからです。国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、2020年の約7,400万人から2065年には約4,500万人まで減るとされています(平均すると1年間で約64万人の減少)。全人口に占める割合も約59%から約51%まで低下するとされています。

外国人労働者・移民の問題などもありますが、仮に推計通りとすれば、生産性を上げなければ、経済規模は縮小の一途、一人当たりのGDPなどで表される豊かさも失われてしまうことが懸念されているわけです。

内閣府資料より(紫色=生産年齢人口)

特にサービス業の生産性が低い

産業別で日米を比較すると、サービス業の生産性が劣っているとされました。
特に、卸売・小売業、飲食・宿泊業、不動産業、情報・通信業などにおいては、日本の生産性は米国の概ね1/3かそれ以下であるとの数字が示されました。

日本のサービスの質は高いが・・・

興味深い調査が紹介されました。
2017年に実施されたもので、”日本と米国の両方に住んだことがある日本人並びに米国人を対象に、サービスの品質と価格を調査したもの”です。概要としては、日本のサービスの品質は高いが、価格に反映されていないとの結果でした。※調査レポート「サービス品質の日米比較」はこちらから


調査結果の詳細とそこから示唆されることについては、次回お伝えいたします。

https://yamagamiyutaka.com/archives/7546

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先見と行動

山神 ゆたか

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