4月22日(日)、中家村の子ども会の総会に出席しました。
今年度事業計画案、予算案をそれぞれご説明いただき、満場一致で承認。新役員をご紹介いただき、議事は終了。懇談となりました。
自治会3役よりかねてから検討中の子ども会を自治会傘下に位置付ける案について意見を交換。
何事も”目的”と”行動”の因果関係を明確にするがあることから、このケースもロジックモデルで整理してみると以下の通りとなる。(ロジックモデルについてはこちらから。ご参考まで能代市の資料から。)
自治会の最終目的①=自治会加入率が上昇する
中間目的=会員の卵である小中高生の自治会行事への参加が促進される
具体的手段=自治会内すべての小学生を子ども会行事に参加できる仕組みとして自治会の参加に入れる
自治会の目的②=自治会活動が活性化する
中間目的=子ども会活動が一層活発化する
具体的手段=財政面や役員負担の軽減などを図るため、子ども会を独立した組織とせず、自治会参加に入れる
この様な論理で考えていたが、役員すなわち保護者の皆さんとお話ししてみると、いい意味でギャップと認識相違がありました。出された意見は、
・自治会傘下に入れても必ずしも加入者が増えるか疑問。大事なのは子ども会として活動に魅力を感じるか、参加したいと思わせる取り組みとなっているか、と非常に前向きな声!
・既に自治会傘下に入れている他の自治会の話によれば、現場の役員の数・決め方・仕事等は結局独立していた時と同じ、寧ろ事情を知らない会長があてがわれ非効率、行事毎に出欠をとる必要があり手間が増える、など否定的な見解。
同時に
・会費3,000円/年は高い(うち保険料400円。町子連会費300円)。特に子どもが多くなると負担感が増す。
・会費、2人目、3人目は安くするのはどうか、との提案も。
・自治会傘下にして全員を会員とすると、保険料や町子連会費の負担が相当増える。
総合的に考え、次年度に向け、自治会からの助成金を増額することによって、①自治会として子ども会会員を増やしたいとの意向を示し、②子ども会会員の負担軽減を図り、且つ③こども会の活動がより魅力的となるようサポートするという、現時点ではまだ何となくですが、方向性が見えてきました。
いずれにせよ、保護者の方々が思いのほか前向きであることに安堵しました。加入したからには責任もってやりたいとの思いも伝わってきました。1年間よろしくお願いいたします。出来る限りのサポートはいたします。