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去る9月6日(火)、開成町議会9月定例会議が開催されました。リアルで傍聴しました一般質問の一部について、感想を交えて報告させていただきます。
石田史行議員「高齢者世帯の見守り策の充実を問う」
石田議員は、高齢者世帯の現状や見守り策、これまでの取り組みの成果と課題について質問されました。
※録画映像はこちらから
町側の答弁は、
・開成町の高齢者世帯は2,773世帯。全6,924世帯の約40%。うち、お独り住まい605世帯、高齢者夫婦世帯789世帯。(いずれも2020年国勢調査)
・緊急通報装置の貸与事業の利用は53件。昨年度、民生委員さんが各戸訪問時に案内いただいたことにより大きく増加した。足柄上郡の他の4町ではこの事業のような民間サービスは導入していない。
家族と同居も日中は独居となる方など、真に必要とされるに提供されるよう利用の基準について今後、調査研究する。
※「福祉緊急通報システム」に関する開成町社協の案内はこちらから
感想
・緊急通報装置はALSOK社が提供しているサービスで、自宅内で高齢者の異常に気付き、孤立死を防止するための対策です。ライフリズムの監視機能なども追加で提供可能であり(昨年度から無償で提供)、非常に有用と見受けられます。私のご近所でも、万が一のためとして、利用されている方がおられます。
・日中独居の方を対象とするかどうかについては、予算次第のところもあろうかとは思いますが、所謂“ケアラー支援”として対象が拡大できれば町民のためであることは間違いないと思います。
・開成町は年少人口比率(0~14歳)は県下最高、子育て世代を含め人口は増加中で、若いまちと言えますが、高齢化率は県の平均以上です。要は、ご高齢の方が決して少ないわけではなく、自治会によっては高齢化率が50%に迫っている地域もあります。
そして、近隣の町では高齢者数が減り始めると予測される頃(2040~2045年?)、高齢化率が急速に上昇することが見込まれています。高齢者福祉の対策もこれまで以上にしっかりと取り組んでいなかればならない所以です。
次回に続きます。
次回に続きます。
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先見と行動山神 ゆたか
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