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年初にあたり、“今年こそは!”との願いも込めて、2023年がどのような年になり得るのか?を見通し、どんなイベントがあるのか?などをチェックしています。

今回は、世界の人口動向、そして打って変わって、我が“開成町の周年記念(≒歴史)”についてお伝えいたします。

世界の人口は?

我が国の人口は2008年にピークを打ち、人口減少&少子高齢化が進行中ですが、世界の人口は増え続けています。2022年に80億人に達したとされ、2080年代に104億人程度でピークを迎えるまで増えると予測されています。

トピックとしては、今年、インドの人口が中国の人口を抜いて世界一になる”とされます(2022年時点 中国 14億2,600万人、インド 14億1,200万人)。中国は過去の人口抑制政策もあり、2021年にピークを打ったとされる一方、インドは2063年まで人口が増え続けると予測されています。

インドはGDPも近い将来世界3位に浮上すると予想されており、市場規模のみならず、“存在感“が一層高まると想定されています。

世界は環境問題や、昨年一気に高まった“地政学的リスク”とそれらを受け一層顕在化したエネルギー問題や食糧問題などを抱えています。そして、米中対立などに“第3次世界大戦が自始まった“との見方もあります。

そんな揺れ動く、不透明なグローバル社会の中で日本が生き抜くには、人口減少問題(特に移民問題との関連で)が急務であるとの声も聞かれます。

開成町の周年記念

開成町は昭和30年・1955年2月1日、酒田村と吉田島村が合併して誕生、今年で町制施行68年目になります。

今年・2023年は、何の何周年にあたるのでしょうか?

開成小学校の校舎 50年

開成小学校の現在の校舎が竣工されて50年目になります。私が7才・小2の時にできあがった校舎です。耐震補強、長寿命化のための大規模改修が実施されていますが、全国的に“公共施設の老朽化”は今後ますます重要な課題になります。人口動向も踏まえ、様々な複合化・多機能化の視点も加えながら検討していなかければなりません。

1973年・昭和48年1月 広報かいせい

因みに、その50年前の町の人口は9,302人、50年間増え続け、ちょうど倍になりました。先人たちの計画的なまちづくりと弛まぬご尽力にあらためて感謝いたします。

また、当時の“1990年を目標年次とする町総合計画基本構想”においては、1990年の人口を“22,000人”としていました。かなり積極的で、今にして思えば大胆な計画と言えそうです。時間はかかりながらも、一歩ずつその水準に近づいているのは確かです。

水辺スポーツ公園管理棟 30年

他の公共施設では、水辺スポーツ公園の管理棟が建てられて30年、現在の円中自治会館は20年、みなみ自治会館は10年になります。

町の木“しいがし” 50年

開成町の”町の木“が”しいがし”に指定されて50年目になります。当時、緑の保全対策の一環として、公募にて決定しました。

常緑樹で乳白色の花を咲かせる。生垣にも適し、防風・防火用にもなること、公害にも強いことなどが評価された模様です。特に若い人たちにとっては、”町の花・あじさい”に比べると認知度が高くないと思います。あらためて、その意義を問い直し、活かし方を再検討する必要があるかもしれません。

1973年・昭和48年8月 広報かいせい

あじさい農道40年

町の事業としては、金井島・上島地区の圃場整備が完成して40年です。同じ頃、現在のあじさい農道におけるあじさいの植栽も始まり、40年が経過します。

“あじさいの町・開成町”を一層定着させ、更なる深化を図るために、イベント時の集客力・数のみならず、平時にもその風景や雰囲気を楽しみに多くの方が訪れていただけるように取り組んでいきたいです。

また、観光資源である前に、町の財産として、町民の皆さんにもっと楽しみ、ご利用いただける空間になるようことがより重要です。住んでいる人が愛するものでなければ、町外の人も本当の魅力は感じないと思います。


次回、金融市場の予測をお伝えして、”2023年 どんな1年になるでしょうか?”シリーズを締めます。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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