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サッカーワールドカップ予選、サウジアラビアに雪辱!本大会出場がみえてきましたね。今日は北京冬季オリンピックが始まります。政治はいろいろありますが、スポーツの力で世界を明るくして欲しい❗️応援📣しましょう。

さて、1月27日の続きになります。前置きが長くなりました。東洋大学大学院の“デジタル社会を学ぶ”授業にて、デジタル化において関心のあるテーマとして“スマート農業”を選びました。

デジタル化が推進し得る業界や業務内容は測り知れませんが、農業を選んだわけは身近な話題であり、“日本の農業”が多くの深刻な課題を抱えているからこそ、デジタル化の恩恵を最も受け得る分野ではないか?と考えたためです。

スマート農業とは

まず、スマート農業の定義を確認しておきます。“スマート農業”とは、農水省によれば、”ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化・精密化や高品質生産を実現する等を推進している新たな農業”のことになります。

デジタル庁発足に象徴される通り、国を挙げて取り組むデジタル化の中で、推進すべきひとつの分野です。

ちなみに我が家はかつては専業農家も今は昔。現在は細々と稲作を続けている程度で、費用対効果等の点で、スマート農業なるものとは無縁の規模です。それでも、多少の関わりがある農業法人のフルーツトマト栽培において、コンピュータ制御の生産管理システムを導入しており、一応自分事ではあります。

日本の農業の課題

日本の農業の現状をみてみます。

・2019年の総算出額は8.9兆円、ここ数年は約9兆円で横ばいです。2010年にかけて8.1兆円まで緩やかながらも減少し続けましたが、持ち直した格好です。農家・農業従事者の数が減少し続けていることを踏まえれば、ある程度の集約が進んだとも言えます。
内訳は畜産35%、野菜25%、米20%、野菜10%といったところです。農業=米とのイメージもありますが、産出高でみると、畜産が最大です。

・所得の方を見てみると、2019年は3.3兆円。2009年に2.6兆円まで減り続けた後、2017年に3.8兆円まで回復しましたが、その後伸び悩んでいる形です。

日本の農業が抱える課題

日本の農業が今、以下のような多くの課題を抱えています。デジタル化の進展によってこれらを克服、もしくは補完できる可能性を秘めていると期待しています。
①農業従事者の減少
②農業従事者の高齢化
③耕作放棄地の増加
④生産性の低さ
⑤所得・収益性の低さ
⑥食料自給率の低さ
⑦お米の余剰(これだけ若干視点が異なります)

次回以降、課題について順番にデータ等を用いて、それぞれの課題の中身をみてみます。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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