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月刊「ガバナンス」にて紹介されている“全国の自治体の取り組み事例”。私が興味を覚えたものを分野ごとに、開成町・足柄地域でも取り組み可能か?との視点でご紹介しています。

今回は”医療・健康“と”スポーツ“に関する取り組みです。

※“☆”以下は独自に調査した追加情報や山神の感想です。

<医療・健康>

島根県邑南町(14,000人、419㎢)“診療所の開設・承継に補助金”

民間診療所の新規開設と事業承継を支援する補助金制度を創設
・土地や建物の取得、建設工事費などの経費の1/2を補助。上限は開設1,000万円、承継500万円
・10年以上の運営が条件。

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☆2022年度末をもって足柄上病院の産科業務が廃止される(小田原市立病院に集約)足柄上郡にとっては、正に自分事として捉えるべき事例です。

<スポーツ>

熊本市(732,700人、390㎢)“市駐車場をスケートボード練習場に”

・通常閉鎖されている市総合屋内プール「アクアドームくまもと」の第3駐車場(400㎡)をスケートボード練習場として開放

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山梨県(82万人)

・2022年4月、小瀬スポーツ公園芝生広場にスケートボード優先エリア(720㎡)を整備

※公園からのお知らせはこちらから

小瀬公園の資料より

☆東京オリンピックを契機に人気に火が付いた格好。全国的に需要が増加する一方で、やれる場所が明らかに足りない印象です。熊本市の場合は、通常閉鎖している駐車場の開放であり、公共施設の有効活用にもなり、一石二鳥です。

☆開成町でも以前は駅前でよく見かけましたが、禁止に。足柄大橋の橋脚の下では今でもよく見かけます。富士フイルム先進研究所の北側の道路では、歩道と分離するオレンジ色のラバーポールにスケートボードで乗り上げ(住民からの情報に基づきます)、ほぼすべて破損していました。壊すことは許されませんが、やる場所がないことも同時に課題だと再認識しました。

個人的には酒匂川河川敷の有効活用を目論むに際し、その選択肢のひとつと位置付けています。

☆参考まで、神奈川県内にはスケートパークが公営・民営合わせて25か所あります。ただ、県西地区には小田原市の上府中公園の1か所のみです。
※神奈川県のスケートパーク一覧はこちらから(「スケパ」のサイトより)

小田原市 上府中公園

大阪府大東市(119,500人、18㎢)“eスポーツの活動拠点を整備”

“eスポーツ先進都市”を目指し、Liberal Mind社と提携。
・同社がゲームと椅子を寄附し、活動拠点を整備。
・小中学生は保護者の同意が必要。下校途中は不可。利用は2時間まで。
・小学生は保護者の同伴が必要。
・市主催の「eスポーツチャレンジ大会」を2023年1月・2月に開催予定。
市内中学校にeスポーツ部を設立予定

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☆eスポーツ市場の拡大が加速しています。観光事業と絡ませたり、高齢者の認知症予防やフレイル対策として注目されていたり、専門の高校ができたり、家庭教師もビジネスとして成立しているようであり、様々な分野で広がっています。

市直営の拠点となれば、“子どもの居場所“との狙いもあるのかもしれません。個人的にはまだゲームとeスポーツの境目が整理できていません。もう少し勉強が必要です。

今回はこのあたりまでとさせていただきます。次回は、”防災“に関する取り組み事例をご紹介します。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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