遂に1都10県にまん延防止措置が適用の方向ですね。直近の感染拡大からすればやむを得ないところ。3回目接種の進捗を待ちつつ、終息を願います。

さて、前回の続きとなります。東洋大学大学院の“地域分析”の授業にて開成町の分析を行いました。この機に、開成町の今をあらためて見てみます。

前回の続きとなります。東洋大学大学院の“地域分析”の授業にて開成町の分析を行いました。この機に、開成町の今をあらためて見てみます。

人口の話だけで4回目になってしまいました。長くなり申し訳ないと思う一方で、ひとつ人口に関してだけでも多くの視点での分析があるとも言えます。もう暫くお付き合いください。

県西地域の人口

県西地域の人口推移はグラフの通りですが(2010年まではほぼ5年刻み、その後は1年毎のデータです)、開成町以外の2市7町はすべて人口が減り続けています。しかも、全国や県の平均と比べて減少率が大きく、深刻な状況です。



日本全体の人口は2008年にピーク(1億2,808万人)を打ち、減少に転じましたが、山北町は1955年に、箱根町と真鶴町は1965~1970年頃にピークを打ち、現在にいたるまで減少傾向が続いています。他の市町は1995~2010年頃にかけて順次減少局面に入りました。

県西地区の高齢化率

高齢化率もすべての市町が県の平均(25.4%)よりも高く、県下市町村の中で湯河原町が最も高い42.8%、次いで真鶴町42.5%、三浦市を挟んで4位が山北町39.6%、5位箱根町37.5%と上位を占めております。少子高齢化が進行している典型的な地域です。

2017年に真鶴町が神奈川県で初めて過疎地域に指定されたこと、2019年の県議会選挙において南足柄市と足柄上郡が合区となったことも含め、県西地域は今非常に厳しい現実に直面していると言えます。

県西地区における開成町

開成町は、先人たちのご尽力のお陰もあり、これまでの地道なまちづくりが今、花開いている格好ですが、経済や人口動向のサイクルの差はあるものの、広域で見た場合にはご覧の通りの難局にあり、気を引き締めなければなりません。

もちろん、人口減少がすべて悪いこととは言い切れませんが、身近なところでは小中学校の統廃合は地域コミュニティの弱まりに繋がりかねず、市場規模の縮小は地元企業の業績悪化や外部資本の工場や、サービス業・小売り業などの拠点が撤退していまうリスクと背中合わせです。地域の課題の克服のためにより強く連携してことにあたる必要があります。開成町は単体ではその好環境を活かしつつ、名実ともに足柄地域の中心として、地域を牽引していく役割を担うことが期待されていると思います。

頑張ろう足柄上郡、頑張ろう県西地域!

次回以降、人口が増加し続けた主な背景について、私なりの考えを述べさせていただきます。

#聞きます #やります #やり遂げます
先見と行動
山神 ゆたか
お声をお寄せください、よろしくお願いいたします。
連絡先 : 090-1402-0005、yutaka@yamagamiyutaka.com