引き続き、3月議会の傍聴報告をさせていただきます。今回のテーマは”ごみ”です。

<一般質問・答弁>
「ごみ対策は万全か」佐々木昇議員
佐々木議員より、“ごみ出しのマナーや粗大ごみの受け入れ体制などに関する課題”について町の認識と対応について質されました。

町からの答弁は以下の通りでした。
マナーについては、“町民の意識をいかにして高められるか“が重要
外国人への対応は課題であると認識。
・スプレー缶の出し方は環境美化推進員と情報交換の上、ルールを徹底する。

・粗大ごみは、コロナ禍での断捨離増加などを受け、需要が増加した。窓口での受付は、駅前窓口を閉鎖し、役場に一本化。インターネット受付が始まったことの周知に努める。
・粗大ごみの料金(1,100円/個)は採算ベースでギリギリ。

・2市8町でプラごみゼロを宣言。町民センターにウォーターサーバーを設置、自販機からペットボトル飲料を除外した。
・ごみ収集場の数は平成27年の270か所から、現在、341か所まで増加した。

<感想>
・どうすれば意識が高まるか?
まずは、現在所謂”エコ活動”を実践してくださっている各種団体の活動を全面的に支援すると同時に、情報を発信することを通して、町民の皆さんにより広く認知していただく努めが大事だと思います。行政への要望が多様化する中で、官民連携の重要性は高まる一方であり、すでに活動いただいていることの有難みを一層重視すべきだと思います。

そして、以前もプラごみ削減を採り上げた際に、こちらで申し上げましたが、まずは、ごみが減ることやリサイクルによる収入が増えることによって、町民の皆さん自身にメリットが感じられるアイディアが有効だと考えます。地球環境の問題が個人個人の行動を変えるには限界があり、納税者の意識としても、“ごみ処理は町の仕事”といった意識もあろうかと思います。

私案としては、例えばリサイクルでの収入は約450万円、ごみ処理関連の支出は約2億1,764万円でしたが、収入が増えた分や支出が減った分の一部を町民に何らかの形で還元すれば、自分ごととしてとらえていただける人が増え、時間はかかるかもしれませんが個人・自治会・地域の意識も自ずと変化していくものと考えます

・粗大ごみのインターネット受付が始まっていました!町ホームページのこちらから受付可能です。県の電子申請システムを利用しているため、事前に利用者の登録が必要です。


・外国人対応は、言語の問題もあり、大変な作業だと思います。説明会を開催するなど、丁寧なコミュニケーションに努めることが大事です。在日の期間や日本語の習得度などによって、各国のコミュニティにリーダーがいるものと推測されます。リーダーを窓口にした効率的なコミュニケーションも考えられるかもしれません。

・令和2年度のごみ処理の状況については、町ホームページのこちらで開示されています。詳細のデータが開示されており、これをベースに町民の皆さんの意見を寄せる機会があってもいいと考えます。

次回に続きます。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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https://yamagamiyutaka.com/archives/4784
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