目次
前回までに開成町のすべての公園を都市公園、農村公園、一般公園、ポケットパーク、その他に分けて順番にご紹介させていただきました。
そして、世代を問わず公園へのニーズが高まっていること、数ある開成町の公園をより多くの方々に利用していただくにはどうしたらよいか?あったらいいなぁと思える施設や仕組みなど私なりの考えを述べさせていただきました。
私にとっては“偶然にも”、開成町街づくり推進課がこの8月“公園利用者アンケート”を実施しました。過去にいつ、どの程度の頻度で同様のアンケートが実施されたか、申し訳ありません、存じ上げませんが、とても良い試みだと思います。
当ブログの“開成町の公園シリーズ その12 まとめ”を書き上げるまで、そのアンケート結果にはあえて目を通しませんでした。本来ならひと様にお店できるようなブログ内容ではないかも知れませんが、感想等にバイアスがかかってしまってはよくないとの思いがありました。また、立場上というわけでもありませんが、アンケートへの回答も控えさせていただきました。
さて、そのアンケートの結果はこちらの通りですが、導き出される“理想の公園”はどのような公園となるでしょうか?見てみましょう。
アンケートの概要
町ホームページによれば、
調査目的は、“公園の利用状況や維持管理について、実際の公園利用者から意見をいただき、魅力ある公園づくりを推進していくため、
調査方法は、インターネットのアンケート専用フォーム(LoGoフォーム)
調査期間は、令和4年8月1日~31日、とのことです。
回答数は322件。人口 約18,600人、小学生の数 約1,150人の町におけるこの種のアンケートに対する回答数としては、比較的高いのではないかと思われます。回答者の年齢、地域などの属性の詳細は添付ファイルをご参照ください。
利用の頻度
利用実態について見てみます。利用頻度を“月に数回”、”週に数日”、“ほぼ毎日”利用していると答えた方の合計は258名/322名。全体の80%が少なくとも”週に1回は利用している“ことになります。アンケートに参加された方は関心が高い方と見なされ、町民全体の縮図とは言えないでしょうが、相当高いとの印象です。やはりニーズはあります。
利用目的
利用目的(2つまで選択可)は、“子どもや友達と遊ぶ”45%、“散歩(含むペットとの散歩)・軽い運動”31%、休憩・リフレッシュ12%が上位でした。利用者の半分は親子連れを含む子どもたち、半分は子どもたち以外、要はシニア層をはじめとする大人との像が浮かびます。
公園を選ぶ基準
利用する公園を選ぶ基準(3つまで選択可)は、“自宅から近い“27%、”きれいに管理されている”15%、“遊具がある”13%、“安全に利用できる“12%、”トイレがある“11%が上位でした。
”満足している点“に関する質問でも、”近くにある“が24%で1位となっており、近くにあること(≒居住エリアに概ね十分な数の公園があること)が評価されているものと解釈できます。ただ、牛島や宮台地区には少ないとの意見もあり、町全域で同様の評価がなされているわけではありません。
また、開成町の場合は、駐車場がある公園が限られ、徒歩や自転車で近場の公園をご利用いただくことが前提の公園がほとんどであり、消去法的に近場の公園を利用されている方も一定数はいると考えられます。
次回、最終的なまとめとして、開成町民が求める“理想の公園像”をあぶり出し、閉めたいと思います。
#聞きます #やります #やり遂げます
先見と行動山神 ゆたか
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よろしくお願いいたします。
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yutaka@yamagamiyutaka.com
次回に続きます。