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28年前の今日(1月17日)、阪神・淡路大震災が発生。名古屋の社宅にて、窓ガラスにひびが入るほどの揺れ、昨日のことのようです。防災への意識をあらためて高めていきましょう。

さて、開成町の公園シリーズの最終回です。前回は開成町街づくり推進課が8月に実施したアンケート結果から、利用実態を確認しました。今回は、そのアンケート結果の続きを見た後、開成町町民が今求めている理想の公園像に迫ってみます。

公園ボランティアについて

町の”公園ボランティア制度”(公園や道路緑地の環境美化活動を行うもの。制度詳細はこちらから)“参加したいが時間が確保できない”が40%、“少しでもよいなら参加したい”が28%もおられます。自らもしくは自分の子どもたちが利用している公園を清掃することは、その施設への思い入れも深まり、子どもたちにも教育的な意義があろうかと思います。

私自身は中家村公園の公園ボランティアとあじさい農道のあじさい里親の活動をしていますが、活動の継続を主眼におけば、“決して無理をしないこと”が大事だと思います。例えば、年に1回、公園クリーンデイを設定して、除草や剪定、遊具の清掃などを行うだけでも十分だと思います。そういう方がもうひとり増えれば、

アンケートでは、たばこの吸い殻などのごみが捨てられていることの指摘が多かったですが、ごみ箱を設置すれば解決するとは思えず、また、設置に伴う別の問題も生じるでしょう(ゴミ捨て場になり、ごみが増える。景観が余計に乱れる、カラスがくる等)。

やはりモラルの問題だと思います。例えば、子どもたちが掃除している姿を見れば、ごみを捨てる大人も減るものと信じたいです。

そして、ここから先は本題から外れますが、参加いただいた方々には地域ポイントを付与して、町内の店舗等で消費していただいたり、困りごとを解決するための事業などへ寄附していただくような仕組みも構築したいです。

開成町民が求める公園像

最後に、アンケート結果から導き出される“今、開成町民が求める公園像”を描いてみます。

“より良くするために必要と思うもの”、“魅力的な公園”そして”自由意見“の結果・内容を踏まえると、理想の公園は、
遊具のある/多い
ごみがなく、きれいな
きれいなトイレのある
駐車場と、ベンチ・あずまや時計自販機・カフェのある安全な公園となりそうです。

そして、さらには、少数意見ではありますが、
水遊びができ木陰がある
ドックランがあり
子どもたちが野球やサッカーなどの球技ができる公園も求められ、
多世代の交流拠点となることを望む声もありました。

現実的には、開成町全体の面積や利用可能な土地の面積、財源の確保などを勘案すれば、この“理想の公園”を1か所で実現するのは難しいでしょう。それでも、比較的面積の広い公園を中心に手を加えることは可能でしょうし、河川敷の有効活用も選択肢です。

また、誰でもおなじように利用できるインクルーシブの発想や、シニア層の健康の維持増進のための利用を促す仕掛けも非常に大事です。

この様に様々な点その重要性がますます高まっている“公園”。町民の皆さんが町内の公園をより多くご利用いただけるよう、町民の皆さんの声に耳を傾けながら、積極的に取り組んでいきたいです。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

お声をお寄せください
よろしくお願いいたします。

連絡先 :
090-1402-0005
yutakayamagamiyutaka.com

次回に続きます。