目次

サッカーワールドカップ、日本を下したクロアチアがベスト4進出!またもPK。前回大会でも2度のPK戦勝利を経て準優勝。戦術も優れているのでしょうが、タフさ・精神力は相当なものと言えそうです。日本が新たな景色を見るためのヒントを与えてくれているのかも?

さて、本題の戻りまして、開成町内のすべての公園を都市公園、農村公園、一般公園、ポケットパーク、その他に分けて順番にご紹介しました。

公園は従来から遊び、運動、憩いやくつろぎ、交流の場など、それぞれの様々な目的で利用され、多くの人の生活に欠かせないものとなっています。そして、コロナ禍を経て、密回避もあり、屋外での活動が志向される傾向が強まったことで、その利用ニーズはさらに高まっています。

開成町にも多くの公園がありますが、賑わっている公園がある一方で、閑散とし、使用頻度の低い公園も少なくありません。

開成町内の公園に行く代わりに、新しくできた大井町の大井中央公園や山北町のぐみの木公園、南足柄市の子育て支援拠点施設「にこっと」などを利用している町民も少なくないと認識しています。

町民の方々にはできるだけ町内の公園を利用いただくのが理想です。なぜなら、まずもって“公的サービスの費用を賄うための税金を納めている、すなわち納税者であるから”です。

そして、町内であれば近く、時間もより有効に使えますし、町民の間で様々な交流も生まれます。町内で過ごしていただく時間が長ければ、町内での消費につながる可能性も高まり、“地域内経済循環”の考え方からすれば、地域経済の活性化にプラスに作用します。

より多くの方に利用していていただくには、どうすればよいでしょうか?賑わっている公園のその訳から探ってみます。

利用者が多い公園、そのわけは?

町内の公園の利用者数などのデータはなく、私自身の印象・感覚と声を寄せていただいた方々からの情報に基づけば、町内で利用者が多い公園は以下の通りです。

利用者の多い公園は?

① 開成駅前公園
② 水辺スポ―ツ公園
③ 松ノ木河原第一公園

④ 中家村公園
⑤ 開成駅前第2公園
⑥ みなみ地区の4つの公園(鳥見行公園、篭崎公園、中川原公園、みなみ中央公園)
⑦ 上延沢自治会館

利用者層は?

町内の公園の利用者層は、小中学生、未就学児とその保護者がほとんどだと思います。上記7公園に関しても、中家村公園でシニア層や高校生を見かけるくらいです。

利用者が多い要因は?

利用者が多い要因は何でしょう?すべてに共通する点は“水道があること”だけですが、概ね傾向は掴めそうです。
遊具があること。上を見ればきりがなく、“充実しているかどうか”の判断基準も難しいですが、④以外には遊具があります。しかも、コンビネーション遊具のような比較的新しめの遊具があります。

遊具がない公園は概して利用者が少なく、やはり“遊具”が一番大事なポイントかもしれません。

トイレがある。みなみ地区はみなみ中央公園にしかありませんが、他にはあります。

そのエリアに子どもの数が多い。開成町の公園のほとんどは駐車場がなく、”近場の利用“を想定していることもあり、それに比例するのは妥当な現象と言えましょう。特に、①、⑤、⑥が該当します。

・②、③、④、⑤は駐車場があることが利用者の数に結びついていると考えられます。

※今回チェックした44の公園に関して、私が個人的に整理したデータファイル「開成町の公園」を添付します。

どうすれば利用者が増えるか?

主に子どもたちとその保護者を想定した発想になりますが、

遊具の充実

前述の通り、一番大事なのは遊具の充実、もしくは更新ではないかと思います。
過日、“インクルーシブ公園”の視察報告をさせていただきましたが、すべての子どもたちが利用できる遊具の導入も不可欠だと認識しています。

駐車場の整備・拡充

子育て世代はグループで行動することも少なくないため、より広い駐車場が、より多くの利用者を呼ぶと言えるでしょう。例えば、5つの家族で遊びに行くとした場合、開成町では残念ながら水辺スポーツ公園しか選択肢がありません。山北町のぐみの木公園や大井中央公園を利用される理由のひとつは、駐車場の広さにあるに違いありません。

それぞれの利用目的や志向による“棲み分けや役割分担“の発想もあるかもしれませんが、例えば、中家村公園や松ノ木河原公園などは駐車スペースが数台分でも増えれば、使い勝手は格段に違ってくるのではないでしょうか?

目的外使用などの不正や交通安全への懸念はついて回りますが、知恵を絞りながらも、日本人のモラルに期待して乗り越えたいです。

清潔なトイレ

トイレがあること自体が大事ですが、加えてきれいな状態が保たれていることも重要ですね。

あったらいいなぁと思うもの

現在、開成町の公園にはないが、”こんなものがあれば、利用者が増えるのでは?!”と思えるものを挙げてみました。

水遊びができる公園

夏季にはあったら最高です。規模は小さくても、中井中央公園の“水辺の広場“や秦野市カルチャーパークの“じゃぶじゃぶ池“のようなものがあれば子どもたちも喜ぶでしょう。

ただ、中井中央公園の管理者によれば、事故が起きてもいけないし、水質の維持管理にもかなりの神経とコストを要する、とのことでした。それでも、町民プールもなくなってしまった中で、北部地域の活性化策の一環としても、何とかトライしてみたいです。

※中井中央公園のサイトはこちらから
※秦野市カルチャーパーク内”じゃぶじゃぶ池”に関する情報はこちらから

スポーツ施設

特に、スケートボードやバスケットボールができる場所があったらいいですね。
いずれも人気のスポーツでありながら、近くで気軽にできる場所はまだないのが実状。松ノ木河原第1公園のバスケットボール場が使用禁止になったように、騒音などの問題から住宅街周辺は難しいですが、県道の橋の下や河川敷なら可能性があると思います。河川法などクリアしなければならない課題はあるでしょうが、世の中のニーズに応えるため、若者の居場所を創出するために、挑戦したいです。

ドッグラン

空前のペットブームです。コロナ禍で加速した感があります。朝や夕方の酒匂川河川敷は犬の散歩をされる方々がとても多いです。

より近いところで散歩ができる場所が欲しい、リードを外せる場所が欲しい、といった要望は間違いなくあります。ペットを通じたコミュニティが形成されることも期待されます。是非取り組んでみたいです。

次回、開成町街づくり推進課が実施した“公園利用者アンケート”の結果を見てみます(現時点では、まだその結果を見ていません)

次回に続きます。

https://yamagamiyutaka.com/archives/7925

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

お声をお寄せください
よろしくお願いいたします。

連絡先 :
090-1402-0005
yutakayamagamiyutaka.com