図書館探訪記、訪れた順番にお届けしています。開成町の参考になるものはあるか?あれば何が? 前回に引き続き静岡県掛川市の市立図書館です。

掛川市立大東図書館

掛川市立の図書館3館のひとつ。合併前の大東町内に立地。

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特徴&感想

基本情報~
・蔵書規模約19万冊(うち開架約10万冊)
・延べ床面積3,651㎡。2階(松本亀次郎記念館)と3階を除くと2,243㎡
・合併後の2007年4月に開館。(合併前の大東町第3次総合計画において計画はあり)

・第一印象は広く、明るい。天井が非常に高く(ほぼ2フロアー分?)、西側から自然光を思い切り取り入れており、白い壁のため、即そう感じたのでしょう。

天気の良い日にテラス席で読書したり、休憩ラウンジでくつろいだり、とても贅沢な空間に感じました。

・閲覧席も150席を数え、とても多いです。ただ、テーブル席が多く、壁際や窓際の席に比べるとプライベート感・個室感は乏しいです。それでも、多くの中高生が勉強していました!

・「おはなしのへや」を独立して確保。対象を分けて2種類、月2回の読み聞かせが開催されています。

・中央図書館とは別に移動図書館を走らせています。3,000冊の本を積んで、域内の小学校と介護施設を月2回程度。

・ミニシアターのようなオープンな空間あり。スクリーンとプロジェクターが常設されています。図書館内ではあまりお見かけしないものです。

・中央図書館と同様に、PCの持ち込みは可ですが、Wi-Fiはなし、飲み物は持ち込み可(蓋つきのみ?)、飲食可の休憩ラウンジあり(現在はコロナ対応で閉鎖中)。

・2階の松本亀次郎記念館は一見の価値あり。不勉強の誹りを免れませんが、同氏の功績は知りませんでした。

松本亀次郎氏(1866年~1945年)は現在の掛川市生まれの教育者・日本語教師・国語学者。佐賀県師範学校にて中国人留学生の指導にあたり、その後現在の北京大学の教授に就任。教え子には文豪・魯迅、革命家・秋瑾らがおり、中国の初代首相・周恩来にも数回にわたり日本語の個別指導を行った、とのことです。政治的な意図はまったくなく、日本語の教育を通じて日中友好に努められました。

記念館には天津市から寄贈された周恩来氏と松本亀次郎氏が握手する蝋人形が展示されています。
※松本亀次郎氏に関する情報(掛川市HPより)はこちらから
※ろう人形寄贈に関する情報(掛川市HPより)はこちらから

・合併前の人口が約2万人の町にしては非常に大きく、恵まれた施設と感じました。合併特例債(掛川市の起債計画額110億円)が活用された可能性があるかも知れません(少しだけ調べましたが情報得られませんでした)。

こんな図書館あったらいいなぁ度は8点☆☆☆☆☆☆☆☆。申し分ない大きさ、ゆとり(大き過ぎるくらい?)! 前面も田園風景もあり、時の流れがゆるやかな雰囲気、とてもいいです。

個人的には閲覧席のプライベート感とやはりWi-Fiが欲しいところです。

#聞きます #やります #やり遂げます

先見と行動

山神 ゆたか

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